初デートで男性がまず悩むのは大抵の場合はデートプランではないでしょうか。
最初のデートでは付き合いもまだ浅く、お互いの色々な情報を知り合う、話を多くすることが重要ですので、まずはお食事デートが妥当かと思います。
しかし、そこで悩むのは、お店選びです。
ファーストデート、初デートでは、行った店が急に休業だったり貸切、満席などでは入れないと時間も手間もかかりますし、その段取りの悪さや男性のあたふたする姿に女性の気持ちも下がります。
そのため、自身の安心のためにも事前に店を予約しておくことは、ファーストデートでは必須です。
そのお店選びのための聞き方で失敗しないためのコツをご紹介します。
いきなり何が食べたいかだけ聞いてはダメ
初デートのお店をと決めようという気持ちと親切さは分かるのですが、いきなり
「何が食べたいですか?」
と、だけ聞くことはNGです。
なぜなら、これは要望を受け入れてくれるという姿勢ではあるのですが、何も考えなくても言えるからです。漠然とし過ぎているのです。
これを女性が回答して、その通りの店を探してみる。女性の希望通りにしてあげていると男性は思っているかもしれませんが、結局は行きたいところなどを女性が決めているに過ぎません。いわば、デートプランの丸投げです。
デートプランでのエスコート力は全く感じられません。
出会ってまもないと遠慮してしまいがち
初デートでは出会ってまだまもないのですから、お互いに遠慮する気持ちも多くあります。
ここでいきなり、自分の食べたいものだけをそのまま言っては、わがままに思われてしまうのではないだろうか?という戸惑いや躊躇がある女性も多いのです。
そうすると、女性の気持ちは困ってしまいます。
その場合、ここで多い回答が「とくにないです」「なんでも大丈夫です」「〇〇さんのお好きなものに合わせます」等。
これは、女性が返答に困って「決めてくれればいいのになぁ…」と感じているからです。
でも、ここでのなんでもいいを鵜呑みにして、自分が常連の汚い立ち飲み屋などに連れて行って言い訳ではないのです。なんでもいいわけではないのです。
男性が聞き方を間違えているため、女性の返答テンションが下がっているのです。
嫌いな食べ物をまず聞く
では、相手の好きな食べ物を聞かずにどうやってデートで食事をする店を決めたら良いかというと
まずは嫌いな食べ物を聞くことです。
ほとんどの方は、好きな食べ物よりも嫌いな食べ物、苦手な食べ物のほうが少なく、ピンポイントであることが多いです。
好きな食べ物は多過ぎて迷ってしまうけれども、嫌いな食べ物は即答できる人は多いです。
また、アレルギーなどの場合は、好き嫌いというよりも体質的に食べることができない物です。デートの最中にアレルギー反応が出てしまってはデート気分が台無しになってしまいます。
以前にこんなケースがありました。
何が好きかと聞いたら、焼肉などのお肉が好きという女性との初デート。軽くウィンドウショッピングをしてから食事をすることになっていたので、彼女にはお店の詳細は詳しく告げていませんでした。
しかし、ショッピング後、予約した店へ到着すると彼女が少し困惑した様子。メニューを見て、さらに困った様子。
どうしたのかと訊ねると、彼女は鶏肉アレルギーでした。お店はローストチキンの専門店だったのです。
肉が好きだけど、鶏肉だけがアレルギーなんてことがあるとは、男性は夢にも思っていませんでした。
好きな食べ物同様、嫌いな食べ物もいうのは遠慮してしまう人もいると思います。
アレルギーなどは、今までなんでも食べられた人でも年齢や体調の変化で急に起こることもあります。一時的な場合もあります。
好き嫌いなく、なんでも食べられるのは良いことですが、苦手な食べ物があるからといって、その人の人柄や性格が左右される物ではありません。
だからこそ、好きな食べ物以上に嫌いな食べ物や苦手な食べ物に気を使ってあげる方が親切です。
なので、好きな食べ物を聞く場合には、まず、NGな食べ物を聞いてからの方が良いでしょう。
店は選択方式で選んでもらうのがいい
ここまでで、嫌いな食べ物、好きな食べ物を聞くことができたと思いますが、ここで「では、何食べに行きましょうか?」と女性にいうことになっては、みも蓋もありません。実は、デートプランのエスコート力が試されるのはここからです。
女性の苦手と好みを聞いた上で、男性がそれに合ったレストランを2〜3提案し、どれがいいか女性に選んでもらうのが好ましいです。
女性を無駄に迷わせないことで、少ない回数のやり取りでデートが確定できます。
デートの時間と場所が確定するまでにやり取りの回数が多すぎると、もたもたした感じが否めません。
デートの確定はできるだけ少ないやり取りでスムーズに決まった方が女性も安心できます。
逆に、女性が行きたいお店が明確だったり、一緒に店を提案してくれた場合にはそのお店をスムーズに予約して差し上げると良いでしょう。
まとめ
デートをする前の誘い方の時点から、女性は男性の行動やエスコート力をよく見ています。
とにかくデートの場所と時間が決まればいいやと考えていると、そこでのやり取りや気遣いや配慮が雑になりってしまいがちですが、そうした何気ないところで気遣いが感じられる方がむしろポイントが高いのです。