今週、マッチングアプリを使った詐欺のニュースがありました。
マッチングアプリの巨額詐欺事件
マッチングアプリで知り合った女性2人に嘘の結婚の約束をほのめかし、現金計910万円をだまし取ったとして、さいたま市に住む不動産会社経営社長、56歳の男性、木下浩次容疑者が逮捕されました。
警視庁によると、被害にあった女性は複数人いるとみられ、被害額は1億円以上にのぼる可能性があるとのこと。
被害者の話によると、容疑者の事務所で金庫の金や通帳を見せ、会社社長であることに安心をさせ、さらに、女性の両親に会うなど結婚できると信じ込ませていたとのこと。
この事件でまず驚くことは、被害総額が1億円以上と巨額なこと。
そして、50代の男性が実際に会社社長であったこと、マッチングアプリを利用していたこと、実際に両親にも会いに行ったり、マンションの内覧に行き信用させていたことです。
会社社長という肩書きの落とし穴
よく、結婚詐欺の手口として、自身を会社社長、経営者、会社役員を装うことが多いのですが、今回は実際に会社社長だったことから、その点に疑問を持つ女性はいなかったと思います。
容疑者の羽振りの良さそうな言動は将来、社長夫人になる期待を持たせるための嘘。
その肩書きで安心してしまった人がターゲットになってしまいました。
50代の婚活という年齢と世代感
そして、会社社長と言う肩書きに安心してしまったことに、50代と言う年齢が関係しているかもしれません。
さらに、婚活でアラフォー以降はとくに結婚に焦りを感じてくる人も多い年齢です。
その焦りも詐欺にかかってしまう要因となってしまいます。
しかし今時は、20代女性に会社社長との結婚をとても魅力的に感じる人は実は昔ほど多くありません。
不景気やコロナ禍で倒産する会社が多く、自営業や会社経営の不安定さを現実的に考えているからです。
なので今、継続的に安定して福利厚生もしっかりしている職業に婚活人気があります。
イマドキの女子は結婚相手に羽振りの良さやブランド、外車、毎回奢ってくれること等は求めていません。
マッチングアプリの詐欺は増えている
マッチングアプリの詐欺事件がまたか。と思った人も多いかと思いますが、この事件は今回、1億円以上という巨額な現金被害であることからニュースとして話題となりましたが、今、マッチングアプリでの数十万、数百万の金額の低い詐欺は日常的に起こりすぎていてニュースにもなりません。
当社会員様以外でも婚活のお悩み相談を行なっておりますが、コロナ禍になってから、マッチングアプリで詐欺に合ったお話を聞くことが多くなりました。
それも、今回のような50代、40代の話ではありません。20代でもマッチングアプリ詐欺に合っている人は増えています。
その内容として多いのは、職業や年齢、学歴、借金の有無、名前、住まい、婚歴、子供の有無等の虚偽。
お金を渡し、その後、連絡がつかなくなってしまったとううことです。
こうした詐欺の厄介なところは、まず、自分が詐欺に遭っていることに気づくまでに時間がかかるということです。
好意を持った相手で結婚を考えて信用しており、さらに、体の関係があればさらに信用し情があるため、騙されていることになかなか気づけないのです。
マッチングアプリ詐欺は好きな相手だからこそ、疑いたくないという気持ちを逆手に取った悪質な犯罪です。
婚活でトラウマを抱えてしまったら
こうした婚活詐欺やトラウマなど、大きな心の傷を抱えてしまった時は、どうか、一人で抱え込まないで、一人で悩まないでください。
人に話す、相談することで気持ちの向き方や方向が見えてきたり、気持ちが楽になってくるはずです。
ブランセルではご入会活動社以外の方でも単発(Zoom可能)での婚活相談が可能です。
現在、そうしたご相談も多いです。ぜひお気軽にご相談ください。(お問い合わせフォームより「単発カウンセリング希望」とご入力送信ください。有料。Zoom 50分 5000円 2023年11月現在)
安心して婚活をするために
マッチングアプリは低価格で気軽に始められる利点もありますが、逆にその気軽さがこうした犯罪にもつながってしまいます。
結婚相談所での婚活の場合は、独身証明書や住民票、身分証明書、年収証明等、公的な書類の提出確認をいただいているため、職業、年齢、学歴、名前、住まいの詐称はまずありません。
今回のような詐欺が多い今だからこそ、そうした部分を安心して婚活できることは大きな利点です。
真剣に結婚相手との出会いをお探しの方はぜひ下記よりお問い合わせください。
(しつこい勧誘等は行なっておりませんのでご安心ください。)