若い女性と結婚したい、年下の女性が理想という婚活男性に気をつけてもらいたいおじさん感。
内外面におじさん感の漂う男性へ若い女性が一目惚れや恋心を抱く確率は奇跡に近いことと思います。 若い女性と交際したい男性で、とりあえずSNSをしておけば若く見られるかもしれない!と、Facebook投稿をしている人もいるかもしれません。しかし、ここに大きな注意点があることについてお話します。
■若者のFacebook離れが加速
若い人のFacebook離れが増えている。東京工科大学の新入生「コミュニケーションツール」利用実態調査によると、新入生のFcebook利用は2014年の21.3%だったものが、2021年には約三分の一の7.8%と年々大きく減少傾向にある。他と比べても、LINEは2014年88.7%から2021年99.5%とほぼ全員、Instagramは2015年15.1%から2021年69.9%と約七割が利用をしている中、Facebookの利用者は1割にも満たないという結果となったのです。
■Facebookを使わなくなった若者の理由
では、若い人がFacebookを使わなくなってきた理由をきいてみましょう。
利用者の年齢層が高い
2004年に創業されたFacebookフェイスブック。日本語版は2008年に公開されました。 その当初、Facebookを利用していた若者も年をとっているわけですし、さらに、若者の利用が減っているため、利用者の年齢層が高いのは必然とも言えます。 若者には年齢層の高い集まりという印象が大きくなってきているようです。
友達申請が重い
Facebookは基本的に知り合い、顔見知り、つながりのある人との交流がメインですが、そのための、友達申請やタイムラインを面倒に思う若者が少なくありません。 つながりたくない人から申請が来た場合などはむしろ困惑してしまったり、圧を感じてしまうようです。
面白くない
気軽な一言やニュース性などの多いツィッター、映えのインスタグラム、リズミカルなティックトック等も面白さ、楽しさや映えはFacebookにはあまり感じられない。仕事関係などの淡々とした報告などがほとんど。顔見知りに流すプレスリリースのように使っている人も多い。
Facebookに面白さや楽しさはないと感じてきた若者は当然と利用をしなくなってしまいます。
親が利用している
親や親戚がFacebookを利用している場合、親にプライベートは知られたくない、SNSでつながりたくない、干渉されたくないと懸念する人も多いです。 また、親のプライベートや交流を目にしたくないと感じる子供も多いです。
仕事の報告が多い
他のSNSと比べて、Facebookのタイムラインには、新規事業の宣伝やサービス開始の報告、仕事の手柄や宣伝、報告が目立ちます。または、仕事の愚痴。そこには、若者にウケる要素はほとんどありません。
マウンティングのような投稿にうんざり
これから仕事や会議、出張、接待、打合せのアピールや近頃の○○はといったモノ申す文などの投稿を鼻高々にしているFacebookおじさんを見てドン引きする若者は少なくありません。
若者にはおじさんおばさんの仕事自慢や自分の人生経験アピールは一種のマウンティングともとらえられがちです。
■その情報はインスタでいいんじゃない?
若者のFaecbook離れには、インスタ利用の増加も関係していいます。その日のちょっとした出来事や近況や思ったことなどは、インスタでいいんじゃないかというのが今どきの若者の考えのようです。
例えば、ちょっと豪華な美味しいお寿司を食べて「自分へのご褒美!」といったコメントと共に写真をFacebookにアップすると、これ、わざわざFacebookに投稿すること?と、 若者に白い目で見られるでしょう。 ちょっとした日常の出来事や報告などは、気軽に使えるインスタのほうがいいでしょう。というのが今どきの若者の考えなのです。
■Facebookおじさんおばさんあるある
Facebookおじさんにとって、つながりのある友達申請の閉鎖的な中で誹謗中傷をされず、いいねやすごいですね、さすがです等のありがたい言葉をもらえるFacebookは紳士淑女の社交場パラダイスのようなもの。
その中で、おじさんおばさんたちがいいねをもらえると信じて投稿しているものには、若者がドン引くものやそれはインスタでいいのではというものがいくつかあります。
集まってる自慢おじさん
飲み会やオフ会、なにかしらの集まりの集合写真でワイワイしているところを鼻高々に投稿。知り合いの多さや交流の多さを一生懸命にアピールしているのが虚しい。
運動筋トレおじさん
これからランニングやスポーツジムで一汗かいてきました、今日は〇キロ走りました等のコメントと共にランニングウェアのキメ顔やジム風景を見せられても、運動している俺、すごいだろ、かっこいいだろというコメントが裏に見えてしまう。
エアポートおじさん
飛行機の写真と共に、これから出張ですや今度は○○に移動ですと、空港からの出張すごいだろう投稿。
飛行機だけでなく、新幹線や出張先のホテル写真など、出張の多い人はいろんなとこに移動してる俺すごいだろう自慢がありがちです。
ダイエット頑張りますおじさん
最近太ったのでダイエットを頑張ろうと思います。0.2kg痩せました。今日はご飯を少し控えました。といった投稿をダラダラされても頑張ってくださいとしかいいようがありません。
もしも、20キロ痩せました!といった報告にはおめでとうをおくりたいものです。
購入自慢おじさん
新しい服や車やパソコンなど、何か新しい物や新商品、高額品を買ったときの投稿。これも、少し映える写真を撮って、インスタのほうにあげて欲しい内容でしょう。
美容自慢&すっぴんおばさん
高級化粧品購入やすっぴんの上目遣いやドヤ顔を載せているおばさんに、知り合いは、キレイですねとか若々しいですねといった賞賛のコメントをするしかないのですが、それを強要しているかのような圧が見え隠れしているのも否めません。若者はドン引きです。
営業活動おじさん
異業種交流会や仕事関係の食事会などで「本日も有意義なお話ができました。」「○○さんの素敵なお話に感動しました。」等、自分頑張ってる、成功してる、相手への感謝ヨイショの多いビジネスネットワーキングの投稿。
仕事での横つながりだけの中であればいいのかもしれませんが、外部の人や若者はネットワークビジネスの香りをプンプンさせている投稿には引いてしまいがちです。
勝手に反省おばさん
例えば、「昨日は久々にフランスから帰国した友人と盛り上がってシャンパンを飲みすぎてしまいました。それに、銀座のお店でコースも美味しかったのでついつい食べ過ぎてしまいました。
今日は少しランニングを多めにして食事も抑えなければ。」や「シャネルの靴を衝動買いしてしまったけど、私にはちょっと派手だったかな?」等と、物凄いマウンティングの後に、テヘペロ的な勝手な反省。怖いです。
リア充&自分へのご褒美おじさん
海外旅行の写真や自分へのご褒美として買ったものや食事など、リア充的なアピールを報告しまくるのは、インスタでもちょっと引きますがFacebookではなおさらです。
今どきは、キラキラ豪華、うらやましがられる投稿がいいかというとそうではありません。「エモい」など、ウケる注目や流行もどんどん変わっているのです。
タグ付けおじさん
集まりの投稿にその中の出席者のタグを全員分つけたり、行ったイベントの場所やあらゆる情報タグをわんさか付ける。これは、個人名などの場合は、相手の迷惑になることもあるので要注意です。
申請圧おじさん
自分の出した友達申請をなぜ許可してくれないのかと強要してくる迷惑おじさん。それは、そんなおじさんとつながりを持ちたくないからです。
そして、投稿のシェアなどに「シェアさせていただいてもよろしいでしょうか」等の逐一、許可を求めてくる人の場合、それに逐一返信しなければならないのはある意味面倒です。シェアに逐一の許可はいらないのが普通です。
とりあえず写真おじさん
とりあえず何か載せようと、今日のランチや夕飯、ビールとつまみ、これから仕事や会議、自分のドヤ顔などを投稿してしまう。これらは全く、インスタでいいのではないかと若者たちが思うものです。
まとめ
今、SNSも様々に種類が増え、それを分けて使うのが常識となっている若者とFacebookを中心にしてきたおじさん世代では、SNSそのものに対する構造意識の違いがあるのかもしれません。
発信や投稿は個人の自由なのですが、婚活をしている男性で知り合った女性が若い場合や若い女性と出会いたいと願っている方はFacebookおじさんにあてはまっているとドン引きされてしまうかもしれませんのでご注意です。
気軽に楽しく使えるツールはこの先もどんどん進化していくことでしょう。もしも、今、SNSをしている!と若い人との話題にしたい場合や婚活で若い人とつながりたい場合には、Facebook以外のツールの方が話は盛り上がるかもしれません。