“うまくいかない”という人たちは、出会ってから一体どこまで進展しているのでしょうか?
「返事が来ない」「メールが続かない」「なんて返せばいいかわからない」・・・
まだメールの段階で音をあげている人も多いようです。
今の婚活では、メールよりもLINEを利用している人が非常に多く感じられます。
まず、LINEの場合は、名前を自由に登録できるため、誰だかわからなくなってしまうということがあります。
フルネームでの登録は、個人情報の観点からなるべく避けたいという方もいるので、連絡先を交換して、仲良くなりたいと思った相手には、その場で自分だとわかるようにメッセージを送ります。
例えば、「ユカリ 26歳 青森出身 イベント業」など、相手に認識してもらいやすい情報を入れて最初に送ります。
もしくは、誰だかわかるように、その場で名前を登録してもらいます。
でも、これは双方が気に入ってないと、迷惑かつ不要な行為になってしまいます。
それはこの時点ではわからないので深く考えなくて大丈夫ですが、相手が急いでいたり、操作に慣れていない場合は、あまり時間を取らせないようにしましょう。
メールの場合は、メールアドレスの交換をする際に、相手のお名前を登録すると思うので、それと同じだと思ってください。
そして、交換をした後には、なんと送っていますか?
「今日はありがとうございました」「よかったら、また今度お会いしませんか」といった感じでしょうか。
これは、前述のやり取りがなければ、いきなり誰?と思われてしまうので、「最初の席で一緒だった○○です。」など、まずは一言名乗ってからお話するのがいいでしょう。
相手からお誘いを受けた時は、そこまで興味がない場合でも、交換したのであれば、最低限お礼を言って終える方が、後日どこかでばったり再会した時もお互い気まずくないと思います。
たいていは、相手の返信内容で「脈ありかどうか」を判断すると思うのですが、この時点では、必ずしも相手の気持ちがNOというわけではありません。
実は、このメールのやり取りによって、気持ちの変化も生まれます。
つまり、最初は相手が気に入っていても、あなた自身のメールの内容がそっけなかったり、失礼だったり、重かったり、つまらなかったりして、テンションを下げている可能性もあるのです。
原因①返事が遅い
メールのやり取りが続かない原因の多くは、このちょっとしたズレから始まります。
仕事やプライベートが忙しかったり、もしくは、元々あまり携帯を見る習慣がないなど、メールの返信が遅くなってしまうのは仕方のないことだと思います。
ですが、それは理由にはなりません。
そのちょっとした遅れが、電車に乗り遅れて待ち合わせ時刻に間に合わないのと一緒だと考えてみます。
連絡もなしに、果たして、いつまで待ってくれると思いますか?
恋する男女間では「返事が遅い」ことは何よりも心配で不安になるものです。
ましてや、それが出会ったばかりだとすると、当然そこまでの熱がない人もいるので、そのまま遠くへ去っていってしまいます。
「自分には興味ないのかな」「何かあったのかな」・・・など、そうしてる間にも相手の気持ちは不安定になっているので、毎回遅くなるようであれば、一言先に告げましょう。
原因②何通も送る
返信がないのに、何通も何通もメールを一方的に送ることは、ストーカー行為と受け取られてしまいます。
これは間違いなく、拒否される可能性があるので、要注意です。
また、お付き合いをしてないにも関わらず、毎日「かわいいね」「愛してるよ」など、恋人気取りのメールを入れたり、
今日あった出来事や今食べているご飯など、自分の日記や写真を送ったり、SNSのような感覚で送ること、
「おはよう」だけの短文で、何の目的でメールしてきてるのかわからない内容のメールも、返信のしようがないので無視される可能性があります。
原因③簡素(顔文字・絵文字なし)
特に男性に多いのですが、絵文字や顔文字を使わない人は、それだけでそっけなく、無愛想に感じます。
このタイプの人は、メールが苦手だったり、最低限の用件のみで済ませたい方が多いです。
メールは所詮文章なので、一つひとつの感情を読み取ることはできません。
だからこそ、初めの内はメールでのやり取りがメインになるので、あまりに簡素すぎると、この人何を考えているのかな?と思われてしまう可能性があります。
とはいえ、派手に飾り付けられたメールも年齢とともに引かれる原因となります。
LINEでのやり取りなら、今はスタンプもあるので、できることなら少し感情を表す方が有効的だと思います。
同時に、メールのやり取りが苦手な人は、次の約束を早めにすることもおすすめします。
そうすると、そっけない中でも気持ちが伝わり、相手の気持ちも理解しやすいものです。
原因④返しが単調
気になる相手とは楽しくメールをしたい!と思っても、相手が乗り気じゃないとわかると、だんだんメールする気がなくなってしまいます。
例えば、「ラーメンが好きって言ってたよね?」という質問に、『うん』しか返ってこなかったら、それ以上の返す言葉が見つかりませんよね。
でも、そこで『うん!○○のラーメンがおすすめだよ』『今度行く?』など、一言あると、受け取る側も返しやすいし、話も続きます。
メールや会話が続かない と思っている人ほど、このタイプの人が多いです。
もし、メールをしたいと思うなら、少し工夫が必要です。
長文や質問が多いのは、相手によって嫌がる人もいるので、短い文章の中でも、自分の気持ちは明確に表しましょう。
原因⑤質問攻めをする&質問スルー
なかなか直接は聞きづらいこともあると思いますが、メールでの質問は時に負担になります。
好きな食べ物から家族構成から結婚観など、気になる相手の情報は何でも知りたいと思いますが、中には聞かれたくない質問もあるので、気になることはなるべく直接話して聞きましょう。
反対に、聞いた質問に答えてくれないという人もいます。
単に忘れてしまっているだけならいいのですが、ここでのやり取りはお互い気になることを聞いていることが多いので、質問内容がスルーされてしまうと、空しい気持ちになります。
そして、意図的にスルーしたのか、ただ単に見落としたのかわからないので、もう一度質問するのも気が滅入ってしまいます。
なるべく、相手から来たメールに対しては真摯に返信しましょう。
原因⑥自己完結
「それでは、またね」「おやすみなさい」など、お互いが完結しているなら問題ありませんが、一つの内容が終わり、「了解」もしくはスタンプのみ、一番最悪なのが既読スルーで会話を終了させている方は、次からは相手から連絡が来ることはないと思いましょう。
顔が見えない状態なので難しいですが、メールだって会話と一緒です。
目の前で話をしているのに、何も返さない ということはないと思います。
ビジネスであれば、用件のみで終わることも考えられますが、ここでの会話は婚活中の男女のキャッチボールを表しています。
お互い同じ感性ならいいのですが、自己完結されてしまうと、シャットアウトされたことと同じと捉えられます。
もう自分から話そうという気持ちがなくなってしまう可能性もあるので、気を付けましょう。
私たちも日頃から皆様とやり取りする機会が多々ありますが、上記に当てはまっている方が多く感じられます。
もちろん、ここで挙げた6つの原因が全てではありませんし、正論というわけでもありません。
対象者に対してはきちんとしているのだと思いますが、意外と普段の傾向はふとした時にどこかで出てくるものなので、一つでも当てはまるという方は少し意識を変えてみましょう。
メールが苦手という方は最初から伝えておくと、相手も理解してくれます。
最初は誰でも相手に気に入ってもらいたいと見栄を張ったり、少し背伸びをして頑張るものですが、肝心なのはその後の「継続」です。
パーティーでの出会いは、一つのきっかけに過ぎません。
そこで連絡先の交換をすることは、参加者なら誰でも(交換する権利があるから)できるのです。
大切なのは、その後、もう一度会って、次に繋げることです。
そこまでの約束は、二次会でも行かない限りはおそらくメールでのやり取りになると思うので、最低限のことはしっかり抑えて、確実に次に繋げていきましょう。