前回、恋愛をめんどくさがる若者に対して、その実態を書かせていただきました。
今回は、なぜ恋愛する必要があるのか?その本質に触れていきたいと思います。
まず、恋愛とは何か?恋愛は相手があって成り立つもの。
相手を愛することから、恋愛は始まっていきます。
それは、家族に対して、友達に対して、ペットに対して、物に対して愛情を抱くことと同じです。
恋愛は自分の欲求を叶えてくれるものではありません。
つまり、恋愛とは見返りを求めるのではなく、“与えるもの”だと考えます。
では実際、どういった状態のことを指すのか?
婚活中の男女に多いのが「結果優先型の恋愛」をしている人たちが非常に多いこと。
「恋人がほしい」「結婚したい」という気持ちばかりが先走り、本質が見えないまま恋愛をしている方。
結婚するとかしないとか結果ばかり求めてしまうと、せっかく出会っても長続きせず、いい人がいない・・・という結論に至り、最終的に疲れだけが残ってしまいますよね。
何でもそうですが、大切なのはその過程を楽しむこと。
過程を無視して、相手に「好きになってもらおう」「結婚してもらおう」と結果ばかり追い求めていると、恐らく幸せを手にすることはできません。
なぜなら、本質が抜け落ちているからです。
「振り向いてもらえないなら意味がない」「結婚できないなら意味がない」そう思っているのであれば、そもそも相手のことを本当に好きではないのです。
例えば、「若くて可愛くてスタイル抜群で性格が良くて」「イケメンで背が高くてお金持ちで優しくて」といった理想をお持ちの方。
理想を持つことはもちろん大切です。
ですが、条件つきの愛情でしか恋愛できないなら、それが崩れた時には相手のことを嫌いにさえなるかもしれませんよね?
それで本当に好きと言えるでしょうか?
人を愛するということは、ひいては自分のためでもあるということ。
相手を愛すればこそ、相手のことをもっと知りたくなり、相手に喜んでほしい、相手のために何かしたいという思いやり、愛情が自然と生まれます。
そうすると、自分自身ももっと魅力的になろう!と努力をし、それが自分の魅力や成長へも繋がっていきます。
互いの愛が深れば深まるほど、自分自身に強い愛情が生まれるのです。
その結果、大きな幸せを感じることができます。
対して、結果を求めてばかりの恋愛は、うまくいかなければすぐに切り捨ててしまうので、愛情が大きく生まれることはありません。
それは本当の意味で恋愛ができていないので、長続きしないのですね。
婚活の場でも、一回のパーティーやお見合いで知り合って、相手の何を知ることができたか?というと、最初は見た目や雰囲気だけです。
その場がどれだけ楽しく盛り上がったとしても、相手が本当に思っていることを知ることはできません。
だからこそ、気になる相手には興味を持ってきちんと接していかなければならないのです。
恋愛は相手があってこそ成り立つものなので、自分本位で一方通行な思いではうまくいきません。
相手に好きになってもらうためには、自分がまずは相手に興味を持ち、好きになることが大切なのです。
人生において、大切なことを教えてくれるのは、学校や社会だけではありません。
素敵な恋愛をすると、今まで気付けなかった自分の魅力が引き出されたり、一人では味わうことのできなかった幸福な時間が訪れます。
もし、あなたがめんどくさがったり、傷つくことから逃げて恋愛をしていないのであれば、それは少しもったいないような気がします。
とはいえ、無理にしようと思ってもできないのですが、今日より若い自分はいないように、今日より魅力的な自分になるためには、年を重ねるごとにそれ相応の努力をしなければ成立しません。
今から後悔をしないためにも、早いうちから恋愛の素晴らしさを知り、これから素敵な未来となることを心から願います。
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