婚活パーティー、婚活アプリ・サイト、結婚相談所などの婚活サービスにおいて、異性から選ばれるためのカギを握っているのは、あなたのプロフィールです。
婚活では初対面の人と会うため、事前情報が何もありません。
そこで重要な役割を果たすのが、プロフィールの記入です。
プロフィールは短い時間の中で、自分をより知ってもらい、相手を深く知るためのツールです。
また、婚活パーティーやお見合いでは、プロフィールに記入されている情報をもとに会話を行います。
相手に興味を持ってもらい、会話を弾ませるためにも、プロフィールの内容は大変重要になります。
今回は、婚活で選ばれる魅力的なプロフィールの書き方や注意点についてご紹介します。
■婚活プロフィールの重要性
婚活パーティーには欠かせないプロフィールカード。
たった一枚の紙切れですが、実はこのプロフィールカードによって、あなたの運命が変わることもあります。
自分のプロフィールですが、書き方で悩んでいる人は多いのではないでしょうか。
一度でもパーティーに参加されたことがある方は、その役割を知っていると思いますが、あまり知らない方のために、プロフィールカードの重要性について紹介します。
・そもそもプロフィールカードとは
パーティーに参加すると、受付を済ませた後に、各自プロフィールカードを記入していただきます。
初対面のお相手に、自分のことをお伝えするために必要な自己紹介カードです。
・何のために必要なの?
婚活パーティーが始まると、このプロフィールカードをお相手に見えるように置いて、お互いにそれを見ながらトークを展開していきます。
一度にたくさんの方とお話しするので、お相手の情報を覚えられなかったり、聞き取れなかったりすると思います。
また、お話するのが苦手な方もいます。
そのため、口答でだけではなく、文字で書いて「見る」ことによって、印象に残ることもあります。
今や、パソコン・スマホ全盛時代。普段、なかなか手書きをする機会がありませんよね。
めんどくさい・・・と思う方もいらっしゃいますが、これらのパーティーではプロフィールカードの記入は基本ご自身による手書きです。
限られた短い時間の中で、簡潔に自分のことを伝えるためにも、とても重要なカードといえます。
・会話のきっかけになる
初対面で相手のことを何も知らない状態で話し始めるのはなかなか難しいですよね。
婚活のプロフィールカードを書く時はそういったことも考えて、年齢、職業、趣味など話のきっかけになりそうなことやお互いの共通点を見つけやすいように工夫されています。
そのため、プロフィールの内容はなるべくしっかり埋めると良いでしょう。
・条件にマッチした人を見つけやすい
婚活中に「あの人いいなと思ってたけど、話してみたら希望の条件の人と違った」って経験ありませんか?
せっかくいい人見つけたと思っても希望条件と違ったらがっかりですよね。
その人に費やした時間も無駄になってしまいます。
しかし、婚活プロフィールをあらかじめ見ておけば、会う前の段階で自分の条件にあった人を絞ることができます。
そうすれば、効率的に進めることができるでしょう。
婚活において婚活プロフィールはお互いにいい出会いをするために必須のものなのです。
・聞きにくいことがわかる
婚活をしていると、相手に聞きたくても聞きにくいことってありますよね。
例えば、結婚後は専業主婦or仕事をする、離婚歴や子供の有無など、知り合ってすぐに聞くのは勇気がいります。
しかし、婚活プロフィールにあらかじめそういったことが書かれていれば、相手に気を遣わずに相手のことを把握できます。
■プロフィールって何を書けばいいの?
プロフィールカードの項目は、名前、職業、年齢、星座、お住まいエリア、出身地、好きな食べ物、趣味、自己PRなどが一般的です。
婚活パーティーでは、開始直後のPRタイムで8割が決まると言われています。
このプロフィールカードは、あなたの出会いの運命を左右する重要なアイテムになるのです。
たかだかプロフィールカードと思うかもしれませんが、あなたにとって強い味方にも、逆にイメージダウンにもつながる大切なプロフィールカードです。
でも、難しく考える必要はありません。
相手の立場に立って、自分のプロフィールカードを読んでみた時にどう思うのか、相手を思いやりながら書くことが大切です。
あなたの魅力をしっかり伝えて、好感度を与えるカードの書き方を一緒に研究していきましょう!
・婚活プロフィールの趣味は共感しやすいもの
プロフィールカードの項目の中で、一番話題が広がりやすいのが「趣味」についてです。
なので、趣味はあればあるほど、相手の興味を持つポイントが広がります。
ですがこの時、自分のことをアピールしようとするあまり、一方通行なプロフィールカードになってしまっていませんか?
例えば、男性の場合は、競馬、バイクなど、女性の場合でも、アロマ、ネイル、ヨガ、エステなど、お互い興味を持ちにくいものだったり、少々理解できないものがあります。
マニアックなものは引いてしまう可能性があるので、婚活の場で書くのは控えましょう。
詳しい情報交換は、パーティーの後に仲良くなってからでもできるので、パーティーの中ではいかにお互いの興味を持って話ができるかがポイントとなってきます。
もちろん、全員が全員、恋愛対象になるというわけではありませんが、最低限パーティーの間は、皆さんとの会話を楽しみましょう。
例えば「食べることが好き」でしたら、 「○○料理にはまっています」など、選ぶ単語を具体的にすることで、より相手が突っ込みやすく、話しかけやすくなったりするので、ここでのひと工夫はとても大切です。
プロフィールカードは、二人が何らかの共通点を見つけ出して、話を盛り上げ、「この人ともっと話してみたい」と思わせるきっかけになるためのツールです。
中には「趣味がない」という方もいますが、自分の好きなものをよく考えてみて、なるべく書くようにしましょう。
・婚活プロフィールの年齢や職業は具体的に
女性の中には「年齢」、男性の中には「職業」の項目を空欄にしている方がいらっしゃいます。
が、何も書いていないと、かえって印象が悪く、怪しい感じがします。
どうしても本当のことを書くのに抵抗がある時は、年齢の場合は、「30代前半」「アラフォー」など。
職業については、「会社員」「事務」「接客業」など書いている人が多いのですが、ここはより詳しく具体的に書くことで、ひと目でどんな仕事をしているのかがわかりますよね。
例えば、「婚礼の司会」「保険の営業」など。
自分の話だけをする場所ではないので、会話はなるべくスムーズにという意味でも、きちんと書いている人の方が好感を持てます。
ですが、うまく説明できない職業もありますよね。
そういった時でも、「うまく説明できないから」といって、あいまいなままにするのではなく、最低限どんな職業か伝わるように努力しましょう。
ご自身の生きてきた歴史や、一生懸命やっている仕事を、他人が否定できるはずがありません。自信を持って書くべきです。
その方が、後の会話も気負わず自分らしく話せます。
プロフィールカードは、「会話を盛り上げるきっかけにするためのもの」と心得ます。
相手が素直に共感できて、スムーズな会話の糸口につながることが大切です。
・婚活プロフィールの資格欄は理解できるもの
資格は、誰にでも理解できる資格を書くようにしましょう。
たくさん資格を持っている方の中には、ぎっしりと資格欄を埋めてしまう方がいます。
しかし、検討のつかない資格は、婚活では逆効果になります。
「調理師免許」「教員免許」「自動車免許」「英検1級」「TOEIC800点」など、誰にでも理解できるような資格を1~2個だけ書きましょう。
・婚活プロフィールの年収欄は正直に
婚活パーティーでは、年収主義の方や、結婚相手の職業にこだわりたい方もいらっしゃいます。
しかし実際には、あくまで参考にする方がほとんどです。
ここで嘘を書いてカップリングしても後のバレますので、正直に書いておいた方が無難です。
ただ、具体的に書く必要はなく、四捨五入などキリの良い年収にしておきましょう。
■魅力的なプロフィールの特長
結婚相談所や婚活パーティーの自己PRで、ありきたりな内容を書いていませんか?
婚活では、結婚相談所や婚活パーティー、婚活サイトなど、様々なところでプロフィールを書く場面があります。
また、数多くの相手のプロフィールを見て、理想の結婚相手を探すことになるので、非常に重要な役割です。
つまり、数多くのライバルから「少しでも印象に残る自己PR」を書かなければ、あなた自身がせっかく魅力的な人であっても、スルーされてしまう可能性があります。
知り合ってから相性の合う、合わないがあるのは仕方ないですが、知り合う前からチャンスを逃してしまってはもったいないです。
そうならないために、魅力あるプロフィールの書き方を抑えておきましょう!
・空欄や嘘の記入はしない
まず、基本中の基本になりますが、空欄や嘘の記入はNGです。
プロフィールカードを書く時は、すべての項目をていねいな字で埋めることを心がけましょう。
「文字はその人の心を映す」といわれるように、字があまり上手でなくても、きちんとていねいに書かれた文字は、どんな人にも好印象を与えるものです。
「何を書いていいかわからない」という方も、空欄にすることはなるべく避けましょう。
相手にとっては、「何か隠したいことでもあるのかな?」「触れてもいいのかな?」など、余計な不安を与えてしまいます。
明言できない項目の場合は、「考え中」など濁した表現でも大丈夫です。
また、たまに見かけるのですが、少しでもよく見せたいという理由から、年齢や職業などを偽るのは絶対にNGです。
もし嘘の事実がばれた場合、真剣であればあるほど、相手に与えるマイナスイメージは相当なものになります。
たとえ、嘘の情報でうまくいったとしても、いずれはばれることです。正直に、等身大の自分を書きましょう。
・婚活プロフィールで面白いアレンジを加える
プロフィールカードは、言葉で伝える以上に相手に自分のことを伝えることになります。
そこに書かれている文字が読みにくいものであれば、「この人は読んでもらう気がそもそもない人だ」と思われてしまいますし、書いてある内容が堅苦しいとそういう性格の人だと思われてしまいます。
これは、あなた自身の印象を決めてしまうものでもあるのです。
そのため、逆にわかりやすく丁寧で少し面白さがあると、相手はそこに魅かれてくれます。
プロフィールカードで好印象を与えることができれば、そこに書かれていることや書かれている以上のことを相手が知りたいと思ってくれるかもしれません。
そうやって会話を盛り上げる大きな役目があります。
自分で自由に書けるものなので、自分の武器として活用するかただの紙切れにしてしまうかはあなた次第となります。
特に意識して見てほしい個所など「ペンの色を変えてみる」だけでも違ってきます。
他にも、趣味や好きなもののところには実際にそのイラストを書いてみるなども、ちょっとしたユニークさが出て印象に残りやすくなります。
決して、イラストは上手である必要はありません。
個性的なイラストは、逆に笑いや面白い人とより強く相手に印象を残すことができます。
これを活用して、面白い・楽しそうと興味を思ってもらえるプロフィールを書いて、他の人との差をつけましょう。
・婚活プロフィール写真は自分らしく
婚活で使う写真を選ぶのは、簡単なようで難しいもの。
婚活のスタイルによっては撮る場所だけでなく、服装まで変わってきます。
ですがどのようなケースでも共通するのは、自分らしさ!
肩肘張らず自然体で臨めば、自分らしさは内から現れてくるものです。
自信の対象は容姿ではなく、これまでの生き方であることも忘れずにいたいものですね!
婚活をするにあたって、写真はとても重要です。
婚活の最初にして最大の難関ともいえる写真選びを杜撰にしてしまっては、せっかくの出会いのチャンスをみすみす逃しているようなものです。
婚活で写真を使用するケースは、結婚相談所や婚活サイトやアプリです。
写真が相手選びの判断基準の一つとなります。
信頼性を高める意味でも非常に効果敵なので、できるだけ良い仕上がりにしたいものです。
写真の写りが悪ければ悪いほど、婚活のそもそもの目的である「出会い」や「結婚」を達成することが難しくなります。
ですが、良い写真ならそれだけで多くの人と出会えるのか、というと残念ながらそうではありません。
写真は相手を選ぶ上で重要な要素の一つではありますが、それが全てではありません。
良い写真を使うのは、婚活をする上で最低限度の条件です。
多くの人が自分のベストの写真を何度も撮り直して、挑んでいるのが婚活です。
良い写真を使うことは、婚活という土俵に上がるためには欠かせない条件なので、心して臨みましょう。
今や、プロフィール写真も様々なアプリや加工技術で、どこまでも実物より良く見せることが可能になりましたが、これが許されるのは、プライベートだけと考えましょう。
婚活に使用する写真を会う前から盛ってしまっては、実際に会った時に「全然違う」「詐欺にあった感じ」など、ガッカリされてしまいます。
スマホの加工アプリを使ったり、わざとボカしたり、本人とは認知されないような写真は使わないようにしましょう。
■プロフィールを書く時の注意すべきポイント
もしあなたが、なかなか理想の相手とマッチングしないのであれば、改善すべき点があるかもしれません。
ここでは、プロフィールを書く上で注意すべきポイントをご紹介します。
・婚活プロフィールで相手に望むことは絞る
婚活のプロフィールでは、結婚相手の条件や希望などを書く項目がある場合があります。
年齢、スタイル、年収など、絶対に譲れない条件もあるでしょう。
しかし、希望条件ばかりを並べ立てて、結婚相手を狭めてしまうのも考えものです。
「結婚はギブ・アンド・テイク」などと言われるように、理想を高く持つのは良いことなのですが、相手に高い条件を求めるのであれば、あなたもそれ相応の「相手に与えられるメリット」が必要になります。
最初から高望みするのではなく、純粋に出会いを楽しむ方が出会いの数は必然的に増え、出会いの確率や成婚率も高くなるはずです。
・婚活自己PRでバツイチであることを書く
プロフィールに書くべき内容は人それぞれ異なると思いますが、自分自身がバツイチ・再婚希望である場合は、最初にしっかりと伝えましょう。
「バツイチと書くと引かれる」「できるだけ隠したい」と思う方もいるかもしれません。
ですが、必ず自分の状況を話す時がきます。
納得してくれる方もいれば、お付き合いがそこで終わってしまうこともありますが、バツイチであると最初に包み隠さず話すことで、再婚活がスムーズに進められます。
・子供がいる場合は婚活プロフィールに書く
婚活なので独身であることが大前提ですが、婚姻歴は聞かれます。
結婚することとは、つまり家族になることなので、子供がいるのかどうか、その子を育てなくてはいけないのか、とても重要な要素です。
また、結婚後に子供が欲しいかどうかについても大切な確認です。
少なからず婚活中の方は、初めての結婚の場合、比較的年齢を重ねていても、自分の子供を望む傾向にあります。
なので、自分たちが父親・母親になって、子供を持った時のイメージできるかどうかも大切です。
■まとめ
婚活パーティは初対面の異性しかいません。
そのため、第一に会話が弾み膨らむかどうかが大切なポイントとなります。
会話を膨らませるために、相手に分かりやすい内容や相手が興味を持って色々質問したくなるような内容の婚活プロフィールを作ることを心がけましょう。
上手な婚活プロフィール作成が、あなたの成婚につながるかもしれません!
就職活動の時、入りたい企業のために一生懸命、試行錯誤で履歴書を書きますよね。
まさにそれと同じ心情が、婚活プロフィールだと思います。
プロフィールはあなたに会ってみたい、会話してみたいと思わせるきっかけを作る重要なポイント。
相手に好印象を与えるプロフィールの書き方をマスターして、婚活にチャレンジしましょう!