選挙シーズンになると、街中の選挙ポスターや選挙カー、街頭演説、テレビやネットのニュースから、目にすることも耳にすることも多くなります。最近は、若い人への選挙投票を促すために、SNSやアイドル、芸能人による呼びかけも多くなってきました。
しかし、出会いの場で選挙や政治の話をするのは控えたほうが良いです。それについてお話しします。
政治批判はただの悪口に聞こえる
先日、お見合いをした女性がお見合い後の感想をお知らせしてくれたのですが「会話が重かったです。」と、疲れた様子の第一声がまずありました。
どうしたのかを聞くと、選挙投票が近かったので、まず、投票に行くかどうかを聞かれたそうです。そして、何党に投票するのか?誰を応援しているのかを聞かれたそうです。
彼女の住まい選挙区からは、2名だけの出馬だったので、彼女は○党の○○さんに投票予定と伝えると、彼は「そうなんだぁ、なるほどねぇ。」と頷きながら、今度は自分の投票する党や応援している人について話はじめ、今度はそこと敵対する党や人についての批判を始めたのだそうです。
選挙に全く関心がなかったわけではないものの、お見合いでまさか選挙の話をされると思っていなかった彼女は、選挙の話題が5分以上になった段階でつまらなさを感じてしまったのと、自分の応援しているところではない党についての批判や悪口を言っている彼の姿に気持ちが下がってしまいました。そして、お見合いの半分近くの時間は彼の政治批判の話だったため、彼女はその後の趣味や休日の話までも重く感じてしまい、疲れてしまいました。
政治や選挙、宗教の話はお見合いでNG
お見合いや初デートで政治や選挙、宗教といった思想の話はまずNGです。
とくに、お見合いなどの初対面の人の場合に、いきなり思想についての話題や質問を持ち出すのは相手を困らせることになります。政治、宗教の話題は大変デリケートです。感じ方、考え方、捉え方が人それぞれ違います。
初対面の人から、政治、宗教の質問をいきなりされて、安易に聞くような話題ではないのに。と、相手を不快に感じる方もいます。
しかし、例え夫婦になった後でも一生しない方がいいというわけではありません。家族でニュースを見ながら話をすることもあるでしょう。
こうした話題は、知り合いたての頃はしないでおきましょう。
お見合いで政治の話をされたらどうするべき?
自分から政治、宗教の話題をしなくても、上記の彼女のように話題にされてしまう時もあります。
そんな時はどうしたらいいかというと、早めに話題を切り替えることです。
政治、宗教の話は、思想についてのことになってくるので、話だすと相手の「語り」を延々と聞くことになりかねません。
真剣に語り始めた相手の話を話を切りたくてもどうすることもできなくて困ってしまうことにならないように、語り出すサラっと話題をかえましょう。
政治、宗教の質問をされた場合も同じです。自身が言葉多くたくさん語ると、相手も同じように自分の思いを語ろうとするはずです。なので、自分がそれらの質問をされた場合も簡潔に答え、違う話題にシフトしましょう。
まとめ
自分が好きな話題、自分が質問されても問題ないと感じていても、相手にはそうでないこともあります。
それが、この政治、宗教の話にも当てはまります。非常にデリケートな話題なので十分注意しましょう。