仕事が忙しいけれども結婚して幸せになりたいと思ったとき、そのタイミングやきっかけが気になると思います。
仕事のせいで結婚をあきらめるようなことはしたくないあなたへ、仕事が忙しくても結婚へ踏み切った人のタイミングやきっかけをご紹介します。
■結婚を意識するタイミングはいつから?
仕事が忙しくても結婚を意識しやすいタイミングはいつなのかご説明いたします。
1.女性は仕事に疲れたとき
仕事での残業や職場の人間関係、体力の限界を感じた時、仕事から解放されたいという気持ちになります。
女性の中には、寿退社の文字が頭をよぎる人も少なくありません。
専業主婦になれば、通勤仕事からは解放されますが、現在、専業主婦は人気ではありません。
一人暮らしだと、病気時の生活が不安になりますが、結婚してパートナーが出来れば金銭的にも大きな安心感が得られます。
結婚により、生活面や心の安心感といったサポートを意識して結婚を意識する人が多いようです。
2.男性は社会人2年目で仕事に自信がついてきた頃
社会人2年目で仕事に自信がついてきた時、交際中の女性がいる男性ならば、結婚を意識するでしょう。
もしも、交際中の彼女と大学生、高校生時代からの長い付き合いであればなおのことと思います。
社会人2年目と言う言葉の響きは、結婚に早いような気もしますが、大学や大学院を卒業された人ならば、社会人2年目での結婚でも、20代後半です。決して早くはないのです。
3.恋人と交際が長くなったとき
恋人と交際を始めてからの期間を長いと感じた時、それは、結婚を意識するタイミングです。
世界的なトップブランドのシャネル創立者ココ・シャネルは
「男がほんとうに女に贈り物をしたいと思ったら結婚するものよ。」とういう名言を残しています。
結婚もひとつの愛のカタチです。
相手にきちんとした愛情があるならば、交際が長いと感じた時にふと、このままの状態を変えずに付き合っていくのか、それとも、結婚して子供のいる幸せな家庭を育んでいくかを考えるはずです。
■結婚を躊躇してしまう理由
結婚を躊躇するその理由についてご説明します。
1.仕事が忙しい
年齢的にも仕事に慣れ、まかされる仕事が増えると、やりがいを感じてきます。
そうすると、仕事と結婚を天秤にかけ、仕事優先にしてしまいがちです。
2.恋人とタイミングが合わない
お互いに仕事をし、シフト、残業や将来のための資格取得などでゆっくりと結婚を意識することが少ないと、このまま一緒になってもお互いに生活が上手くかみ合わないかもしれないという不安になり、タイミングがなかなか合いません。
3.自分のお金と時間が減るのがイヤ
世の中の女性にとっては、少々、幻滅な理由かもしれませんが、実は、男性が結婚を躊躇する理由に一番多いのは、自分が自由に使えるお金が減る、結婚はお金がたくさんかかるからということ。
共働きでも、結婚したら、男性は家庭を養っていくものという意識は男性の中にあります。
ましてや、貯金が少ない場合には、彼女にお金がないから結婚出来ないなんて恥ずかしくて言えず、ひとりの時間を大切にしたいという言い訳で結婚を濁してしまう男性もいます。
4.責任を負いたくない
結婚には、婚姻、扶養の義務などが発生してきます。
結婚生活にかかるお金を夫婦で分担する義務があることは婚姻費用分担義務(民法760条)として具体化されています。
自分以外の人の人生を背負うことになるということを重いからイヤだ、責任を負いたくないと考える人は結婚をためらってしまいます。
5.結婚話を切り出すと別れられてしまいそう
交際相手とあまりにも長く付き合った結果、その交際スタイルを結婚へと変化させると、ふたりの関係そのものが崩れてしまう気がして、怖くて結婚話を切り出せず、躊躇してしまう場合があります。
特に、学生時代からの長い付き合いの場合には、学生時代からの友達のような気持ちや関係が延長している場合が多いので、そこへ、結婚というワードを出すのが重く感じてしまいがちなのです。
■仕事が忙しい彼が結婚したいと思った理由
女性が気になる、仕事が忙しい彼が結婚したいと思った理由をご説明します。
1.周囲の影響
年をとればとるほど、周囲の友人が結婚し、親や親戚の集まりのときに結婚の話を耳にします。
さらに、仕事が忙しい彼ならば、職場で上司との会話や食事も多いでしょう。
それが、仕事も家庭も充実している素敵な上司であれば、彼に結婚や家庭のよさを沢山話、結婚をすすめてくれるはずです。
2.年齢的なあせり
女性でも男性でも、20代から30代などの年齢の節目に結婚を意識します。
そして、交際中の女性と子供のいる家庭を真剣に考えたとき、彼女の出産可能年齢を気にするはずです。
さらに、結婚のチャンスは年齢を重ねればかさねるほど不利になってくることを身をもって感じてくるからです。
3.病気を経験したから
ふと、風邪をこじらせてしまった、インフルエンザにかかってしまったなど、入院まではいかなくとも、病気で弱ってしまった時、人は不安を感じるものです。
病気で自宅療養中は仕事よりも体力回復に集中するので、仕事以外のことを沢山考える時間でもあります。
そこへ、交際中の恋人の看病などを受けた場合には、結婚を意識して当然のことだといえるでしょう。
4.将来の人生設計を考えて
もしも、子供のいる家庭を希望する場合には、結婚して、子供が成人するまで働くといくつになるかを考えるでしょう。
さらに、結婚後のマイホームプランや両親のことなど、きちんと真面目に人生将来設計を考えている人ほど、仕事が忙しいことを結婚しない理由には使いません。
■結婚して得られたメリット
結婚を躊躇してしまう人の多くは、お金がかかるなどのデメリットばかりを考えがちですが、結婚をして得られるメリットは人生に大きなメリットを与えてくれるということをご紹介します。
1.独身時の寂しさからの開放
独身と結婚後の大きな違いは寂しさからの開放です。
会社の帰りに、コンビ二弁当やファーストフードを買ったり、部屋でひとりでする食事の寂しさにさよなら出来るのです。
2.新しい家族が増えた
結婚後、子供が生まれると、家族が増え、にぎやかになることと同時に将来の楽しみも増えていきます。
子供はお金で買えるものではありません、パートナーと育むかけがえのない存在です。
子供の成長、そして、孫の誕生など、幸せな老後の楽しみも増えます。
3.家族で過ごす時間に癒される
家に帰ってきて、家族と笑顔で会話を楽しむ、週末の予定が待ち遠しくなる。
ありふれた家族の時間に癒されることでしょう。
これは、独身一人暮らしでは体験できることではありません。
4.将来を支えあえる人がいる安心感
結婚した人の多くは、結婚したことにより大きな安心感を感じています。
独身、ひとり、孤独、将来の焦りがなくなり、精神的にも生活面でも支えを得られること。
迷った時に相談できる相手ができたこと。
病気で入院した時に支えてくれたこと。
■まとめ
仕事が忙しいという人の多くは、結婚への決断力が遅いものです。
結婚で得られるメリットよりも、今ある仕事をこなすことに比重を置いているからです。
しかし、一生の結婚と今の仕事や残業は、そもそも対等に比べるべきものではありません。
今の仕事を終えよう、成功させようと一生懸命になるあまり、自身の人生、結婚のチャンスを逃さないようにしましょう。