新年を迎えると多くの方が初詣に行きますが、初詣は「1月15日までに行くと良い」「1月中に行くと良い」等、言われていますがそれぞれの理由について、そして、初詣デートを楽しむためのポイントも合わせて紹介します。
初詣は1月15日までに行くと良いという理由
1月1日から始まる「初詣」という行事は、基本的に新年を迎えることを祝うためのものですが、1月15日までに行くことが推奨される理由にもいくつかの背景があります。
1. 小正月の文化的意味
1月15日は「小正月(こしょうがつ)」と呼ばれる日で、元日の1月1日から続く新年の行事の一区切りとなります。この日は、農作物の豊作を祈ったり、家族の健康を願うために特別な意味を持つ日とされています。小正月を過ぎると、正月の行事が一段落し、日常が戻り始めるため、1月15日までに初詣を済ませておくと、新年をしっかりと祝ったことになり、1年間の幸運を祈願する気持ちがより一層強まります。
2. 1月中の「新年の流れ」の一環として
1月1日から始まる新年の祝いの期間は、1月中にわたって続きます。特に、1月15日までの期間は新年の祭りとして重要な時間帯であり、初詣をこの期間内に行うことで、その年の幸運をしっかりと祈るという意味が込められます。1月1日から1月15日までは、年始の慶事が続く時期なので、ここで初詣を済ませると良いという風習が根付いています。
3. 「七草粥の日」との関係
1月7日は「七草粥」を食べる日ですが、この日までが新年の祝いの期間として捉えられています。1月15日までに行くと、この期間の一環として「新年の始まりをしっかりと迎えた」という気持ちが満たされ、正月期間を意識することができます。
初詣は1月中に行くと良いという理由
最近は混雑を避け、元旦前や1月中に行くことがおすすめとされる理由にもいくつかの背景があります。
1. 新年の「幸運」を祈るため
1月は「新年」の始まりとして、特に縁起を担ぐ月です。初詣を1月中に行うことで、その年の無病息災や繁栄をしっかりと祈ることができ、1年を通して「幸運」を引き寄せるという意味があります。1月の内にお参りすることで、その年の運気を呼び込む準備を整えるという考え方です。
2. 仕事や学校が始まってから落ち着いて参拝できる
1月1日から3日までは多くの人が休暇を取っているため、参拝者が多く、混雑しがちです。しかし、1月中であれば、混雑を避けつつ落ち着いて参拝することができます。忙しい年始を過ぎてからゆっくりと新年を迎えることができるため、1月中に初詣を済ませることは、気持ち的にも落ち着いて行える選択肢です。
3. 「一年の計は元旦にあり」
「一年の計は元旦にあり」という言葉通り、新年に初詣をすることで、その年の方針や目標を定めるという意味があります。しかし、元旦に間に合わなかった場合でも、1月中に行けばその意義をしっかりと取り戻せます。年始に神様にお願いをすることで、1年間の方向性を定めることができるため、1月中に行うことが重要です。
4. 冬の寒さの中で心を清める時間
初詣は冬の寒い時期に行うことが多いため、寒さの中で清々しい気持ちを感じながら参拝することができます。1月中はまだ寒い日が続くので、寒さに耐えながら、気持ちを新たにして一年のスタートを切ることができます。冬の寒さを感じることで、逆に心が引き締まり、精神的にもより清々しい気持ちで新年を迎えることができます。
初詣デートをする時のポイント
初詣は、恋人や大切な人とのデートにもぴったりのイベントです。新年の始まりを一緒に祝うことで、二人の絆も深まります。しかし、初詣デートを成功させるためにはいくつかのポイントを押さえておくとより素敵な時間を過ごせます。
1. 混雑を避ける日時を選ぶ
初詣の時期はとても混雑することが多いですが、デートを楽しむためには混雑を避けることが大切です。日時をずらせば混雑は解消されますが、お正月時期に行く場合、混雑が苦手な方は、早朝や夜遅くに行くのがオススメです。早朝は静かな雰囲気の中で参拝でき、夜遅くは夜景を楽しみながらロマンチックな気分でお参りできます。
2. 防寒対策をしっかりとする
初詣デートは冬に行われるため、寒さ対策をしっかりと行いましょう。温かい服装を整え、手袋やマフラーなどで寒さを防ぎます。また、神社や寺院の周辺に屋台が出ている場合は、温かい食べ物を楽しみながら、少し温まるのも良いですね。
3. おみくじを一緒に引く
おみくじは初詣の楽しみの一つです。二人でおみくじを引き、その結果をシェアすることで会話が弾みます。「大吉」が出たら一緒に喜び、「凶」が出たら「今年はこうしていこう」とお互いに励まし合いましょう。おみくじの結果をポジティブに受け入れることで、良い思い出になります。
4. お守りを一緒に選ぶ
お守りを一緒に選ぶことも初詣デートの楽しみのひとつです。例えば、恋愛成就のお守りや、健康を守るお守りを二人で選ぶことで、より絆が深まります。お互いに選んだお守りを持つことで、運気を共に祈ることができ、二人の幸せを願う象徴にもなります。
5. 参拝後に温かい飲み物や食事を楽しむ
参拝後は、神社や寺院周辺のカフェやレストランで温かい飲み物や食事を楽しむのも良いデートプランです。温かい飲み物を飲みながら、新年の抱負を語り合ったり、今年の目標をシェアすることで、より深いコミュニケーションが生まれます。
まとめ
初詣は、1月1日から1月15日、または1月中に行うことでその年の無病息災や繁栄を祈る重要な行事です。混雑を避け、静かな環境でゆっくりとお参りできることも大きな魅力です。初詣デートでは、混雑を避ける時間帯を選び、防寒対策をしっかりと行い、おみくじやお守りを楽しむことで、素敵な思い出を作ることができます。今年も素晴らしい初詣デートを楽しんでください!
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