婚活のうまくいかないと感じている人のほとんどは、会話が盛り上がらないことが大きな原因のひとつでもあります。
会話の成功法などではよく、話すネタや量をクローズアップしがちですが、実は聞き方にも注意点があります。
今回は婚活会話の聞き方についてご紹介します。
■婚活がうまくいかない人は聞き方が下手
気持ちが冷めるダメなNG例
会話がうまくいかない原因は話し方だけではありません。
あまりにも聞き下手な相手には会話をする意欲を下げてしまうことにもなります。
そこでまず、婚活会話時にダメな聞き方をいくつかあげていきます。
うつむいたまま聞く
もうこれは、ビジュアル的にその人と話そうという意欲をなくしてしまいますよね。
緊張や照れにより、うつむいてしまう人がいますが、顔はきちんと相手のほうを向きましょう。
猫背やひじつき
猫背は、立っていても座っていてもとにかく好感度はマイナスです。
テーブルにひじを付くのもNGです。
挨拶のときは気をつけていても、ふと、話に夢中になっていると姿勢がいつもの猫背になってししまうようではいけません。
婚活をはじめたならば、普段から姿勢の美しさは意識しておきましょう。
目を全く合わせない、よそ見をしている
人と目を合わせるのが苦手な人がいます。
しかし、目を合わせないでいるその目線はうつむくかよそ見のどちらかになります。
初対面の人にずっと目をにらみつけるのはよくありませんが、ずっと見ないのも失礼です。
あいまいな相槌や返答
「あ…」「えぇと…」「まぁ」「はぁ」などといったあいまいな返答や相槌をされると、
「私に全く興味がないんだな。」と思われてしまいます。
これでは会話が盛り上がることはありません。
笑顔のない相槌
会話をしているときに目元を見るのは、相手の表情を確認するためでもあります。
会話中、全く笑顔がない、笑顔が足りないようでは、
「私の話を全く楽しそうに聞いてくれない…。」と、気持ちは冷めてしまいます。
相手の話をさえぎる
相手がまだ話し終わっていないのに、ホメや相槌などではなく、自分の話をはじめてしまう。
これは婚活でなくてもよくありません。失礼です。
ノーアクション直立不動
人は緊張しすぎても興味がなさすぎてもアクションが減ります。
頭も体も手も全く直立不動のままでは、緊張していることが相手に伝わってしまう、もしくは、つまらなさそうという雰囲気が会話の空気をぎこちなくしてしまいます。
■聞き上手になるための成功ポイント
婚活では、男性と女性の会話になりますが、とかく女性のほうがお話は好きな確立が高いです。そのため、男性は聞き上手なほうが成功しやすいです。
その、聞き上手になるためのポイントをご紹介します。これがしっかり出来れば聞き上手!!
とにかく笑顔
婚活ではとにかく笑顔が第一印象をよくします。
逆に、笑顔が足りないと好感度は下がります。
自分でできているつもり笑顔では足りないことが多いので、自分が出来ていると感じる2倍、3倍の笑顔アップを目指しましょう!
相槌はゆっくり丁寧に
単発的な「え」「まぁ」「あ」といった相槌は相手に、話を聞く態度がいい加減と思われがちです。
「そうなんですか。」「なるほど。」といった相槌のほうが印象がいいです。
うなずきやアクション
相槌をするときにうなずきのアクションを加えると、より、自分に共感してくれている、話に興味をもってくれていると相手が感じてくれます。
笑顔で話を楽しく聞くとき、多くの人は無意識にうなずいたり、手を口元に持ってくるなどのアクションで気持ちの表現をプラスします。
驚いたときは口元に手を当ててビックリの表現をしてみるなど、うなずき以外のアクションも会話を楽しくするコツです。
例えば、明石家さんまさんが直立不動で全く動かずに人と会話をしていたら、楽しい感じはしませんよね。彼のアクションは相手が話しやすくなる術でもあるでしょう
時々目線を合わせる
目が合ったときににっこりと笑顔を向けてくれたら、心がドキッとしてしまう男女は意外と多いのです。
目は口ほどにものを言うと、昔からよく言われますが、目線を全く合わせない会話では気持ちはつながりません。
しかし、常時見続けているのも、相手はにらまれているように感じ居心地が悪くなってしまいます。
大切なのは、相手のほうをきちんと向くこと。
相槌時などに目を合わせ微笑むことです。
ミラーリング
お見合いなどでは、対面でお茶をすることになるかと思いますが、その時に、例えば、相手がグラスを手にしたら自分もグラスをもってお茶を飲むなどの、ミラーリング行動をしてみるのも効果的です。
同じような動作、タイミングがあうことで、相手は無意識に「この人と気が合うなぁ。」と感じることになります。
要約する
うなづきと一緒に、相手の話の内容を短く要点をまとめ要約してあげると、相手は「そうなんですよ!」と、共感の気持ちを増やしてくれます。
例えば、
「昨日、会社に行ったら、同じ課の人が風邪で二人も休んでしまって、私は急な残業で驚いたんですけど、とにかくすごく遅くなってしまって、でも、帰りに上司が美味しいてんぷらをごちそうしてくれてちょっと得した気分になりました!」といわれたとき
「そうだったんですね。急な残業で大変でしたね。でも、いい上司の方ですね。そして、頑張ったご褒美ですね。お疲れ様でした。」
要約はただのオウム返しではありません、話の内容を短くし、そして、その中に、ねぎらいや応援や共感、ホメをプラスしていくことです。
ほめる
相槌が大切なことはお分かりいただけたことと思いますが、しかし「そうですか」「なるほど」の類をずっと繰り返してしまうと、相手は機械へしゃべっている気持ちになってしまうでしょう。
そこで、相槌、要約と合わせてほしいのが褒め言葉です。
異性以外にも、会話の中で「ホメ」を使うのは、相手をおだてるためだけのものではありません。相手が気分よく話を進めるための会話の潤滑油の役割と考えて見ましょう。
・すごい
・いいですね
・さすがです
・かっこいい
・きれい
・可愛い
・感動した
・一番いい
・初めてです!
・尊敬します
・素晴らしい
・素敵
潤滑油が多いほど、相手は気分がよくなり、会話がスムーズに進むわけです。
スムーズに、自然にホメを多く使えている人ほど会話上手な傾向にあります。
■まとめ
会話が苦手と感じている人は、会話のネタや内容を気にしがちですが、上手に聞くことによって、相手が気持ちよく円滑に会話をする、相手の会話を引き出すことをあまり重要に感じていない人も多くいます。
会話は、一方的に喋るのも、ただただ棒のように聞いているのもよくありません。
気持ちの共感やフィーリングを高めていくためには、まず、笑顔が大切。そして、上記の聞き上手のポイントをしっかりと心得ておくことです。
ブランセルでは、男女ともに、こうした婚活会話、お見合い会話の不安を改善するレッスンも行っています。
また、お見合いなどでは、その相手にあった話題や話し方のアドバイスなども行っています。
こうした婚活のプロのサポートが多くのご成婚カップルを誕生させている秘訣でもあります。