顔が好みの人と結婚できるのは周りにも自慢できて理想的ですね。
しかし、顔だけで結婚相手を選ぶのは危険です!
今回は、結婚相手を顔で決めるべきではない重要な理由と、結婚相手に求めるべき大切なことをご紹介します。
■結婚相手の顔は重要?
結婚相手を選ぶ時、年齢や性格、経済力など、重視したい条件はいろいろあると思います。
これは男女共に言えることだと思いますが、婚活で知り合った異性の第一印象で目がいくポイントはやはり「顔」という人がほとんどです。
実際、婚活パーティーやお見合いなどの短時間では、最初は見た目しか判断基準がありません。
その後、清潔感やスタイル、ファッションなど、どれだけ自分の好みに近いのかという部分が問題となってくるようです。
婚活では見た目の第一印象で9割が決まると言われているので、それほど見た目は重要ということになります。
しかし、恋人と結婚相手に求める条件は男女や年齢によっても違いが出てくるものです。
その中でも「顔」の優先順位はどれくらいが妥当なのでしょうか?
男女別に、結婚相手に求めるものを見ていきましょう。
・男性は結婚相手の顔を重要視する
男性は結婚に対して、将来性や人間性よりも、若さや容姿の綺麗さなど、目に見える理想を追い求める傾向があるため、容姿を重要視するという人が圧倒的に多いです。
そのため、女性と比べると理想が高く、自分の好みに近い部分で求めている条件が多いので、妥協しづらいのが特徴です。
特に結婚相談所やネット・アプリ婚活では、プロフィールの顔写真などの視覚的情報で相手を選ぶ決め手となると言っても過言ではありません。
それほど、男性にとって結婚相手の顔は重要ということがわかります。
・女性は結婚相手の顔は重要視しない
女性は、物事を現実的に考える傾向があるので、結婚生活に安定した生活を求める傾向があります。
そのため、容姿よりも、職業や年収、貯金等、経済的に安定しているかどうかを基準に、結婚の具体的な条件を挙げる人が多いです。
男性よりも絶対に無理な条件を出すようなことはしないので、比較的早く結婚に繋がりやすいのが特徴です。
・結婚相手の顔を重視する人
とはいえ、やはり、綺麗ごとではなく好みはあると思います。
どんなに性格やステータスがいい人でも「顔」が好みじゃないと、結婚相手の候補として悩んでしまうこともあるでしょう。
人は見た目ではないと言いますが、本当にそうなのでしょうか?
実際のところは、顔を重視する人とそうでない人の割合はほぼ同じくらいとなるようです。
では、「顔を重視する」人の意見はどんなものがあるのでしょうか?
顔がタイプで好きになった
「タイプ」「好みの顔」というシンプルな理由が一番多いようです。
やはり、出会って最初に抱く印象は見た目なので、顔が好みということは大きなポイントとなるのでしょう。
好きな顔だと長続きする
「好きな顔だとずっと好きでいられて、何があっても頑張れる」という人も多いです。
単純に顔が好みなら、顔を見て嫌になることはないので、一緒にいても楽しいし、自然と長続きするという考えです。
喧嘩をしても許せる
「腹が立った時や嫌なことがあっても、顔が良ければ許せる」という意見も多いです。
同じ嫌なことがあっても、単純に顔が良く、好みの相手ならそこまで嫌な気分はしないという考えです。
結婚生活は幸せなことばかりではありません。時には意見がぶつかり合い、喧嘩をして、夫婦仲が冷めたりすることもあるでしょう。
そんな時、結婚相手が自分の好きな顔なら許せてしまう、という人が一般的に多いようです。
・結婚相手の顔は重視しない人
では、反対に「顔は重視していない」という人の意見はどんなものがあるのでしょうか?
顔より中身の方が大事
「顔は正直タイプとは真逆だけど、中身がとても好き」「生理的に無理でなければ、顔は大した問題ではない」など、長い結婚生活ではうまくいくことばかりではありません。
その状態をいつまでも我慢することもできませんよね。
そのため、結婚相手には優しさや思いやりがあり、どんな時も協力し合えるなど、内面を重視するという人も多いです。
性格が良くなかったり、価値観が合わないと、そもそも続きませんよね。
そのため、結婚生活には一緒にいて居心地が良かったり、一緒に歩んでいける相手を求めるのでしょう。
顔は見慣れる
「顔はそのうち見慣れるけど、性格が合わないとやっていけない」という意見も。
結婚生活はこの先もずっと続いていくものです。
もちろん、いつまでもドキドキときめく相手なら理想ですが、実際はそうもいきません。
子供ができれば子供中心になったり、人間誰しも老いてきます。
そのため、一緒に過ごしていくうちに顔は徐々に気にならなくなっていくものです。
浮気されそうで不安を感じる
美男美女とお付き合い・結婚できたら周りにも自慢になりますが、疲れてしまったり、「浮気されないか心配になる」という意見もあります。
一緒にいる相手とは、安心して安らげる人が良いと感じる人が多いのでしょう。
・顔はタイプじゃないけど好きになれる?
では、「顔はタイプじゃないけど好きになる」ということはあるのでしょうか?
実際、顔はタイプじゃないけれど付き合うということもありますよね。
ここでは、顔がタイプじゃない相手と、どのようなところに好感を持って付き合うことを決めたのかについて探っていきます。
前述した通り、男性は女性に比べて相手の容姿で判断する傾向があります。
しかし、男女とも「顔がタイプではなくても付き合える」という人も多いようです。
では具体的に、どんな異性に対して好意を抱くのでしょうか?
相性が良い
性格やフィーリングの合う人とは、一緒にいて楽しいと感じるものです。
こうした相手とは、自然と会話も広がっていくので、異性として意識するポイントになるようです。
タイプじゃなくても人として好き
タイプではなくても、気が利いたり、裏表がなくどんな人にも変わらず接することができる人には人として惹かれるようです。
やはり、性格の良さは顔や態度に表れるので、そうした人としての魅力を感じて、好きになることもあるのでしょう。
よく笑って愛嬌がある
よく笑う人や笑顔が素敵な人はそれだけで好印象です。
これは男女ともに無条件に好かれるポイントなので、自然と好意に発展するのでしょう。
趣味や価値観が合う
趣味や話が合う人は、価値観が共有できて、一緒にいても楽しいものです。
やはり、一緒に過ごす相手とは、共感できることが何より嬉しく感じるので、重要なポイントになるようです。
一緒にいて楽しい
明るくポジティブな人は、一緒にいても楽しいですし、元気になりますよね。
自分も前向きになったり、楽しいという気持ちは幸せと感じる感情と似ているので、恋愛感情にも発展しやすいのです。
このように、顔が全てというわけではなく、内面や雰囲気、相性を重視する人もいます。
性格の良し悪しは人によって感じる部分は異なりますが、一緒にいたいと思う部分はおおよそ同じように感じます。
結婚も視野に入れて付き合うことを考えると、「顔がタイプ」というだけでは長く一緒にいることは難しく、「一緒にいると楽しい」「落ち着く」というのが相手を選ぶ決め手になってくるのではないでしょうか。
・顔がタイプじゃない人と結婚した
ここからは、実際に顔がタイプではない相手と結婚したことがある人の本音を探ってみましょう。
顔がタイプではない相手のどのようなところに惹かれたのでしょうか?
自然体でいられる
「一緒にいて楽」「気を遣うことがなく、ありのままの自分でいられる」「リラックスできて居心地が良い」など、どんなに憧れや理想はあっても、結婚は現実的な日常生活。
ドキドキや刺激を求める恋愛とは違い、結婚相手には安心感や居心地の良さを求めるのは男女共通のようです。
同じ空間にいて安らげない人や、会話していても楽しいと思えない人とは長続きしません。
毎日一緒に過ごす相手には、そばにいるだけでリラックスできたり、飾らない自分を見せられたりすることも大切です。
そのため、毎日でもその存在を感じて安心できる居心地の良い人が求められるのでしょう。
自分を好きでいてくれたのが嬉しい
「自分に好意を持ってくれている」と感じると、誰でも嬉しいと感じるものです。
またその気持ちから、相手を大切にしようと思うのも恋愛でよくある心理です。
趣味や価値観が合う
趣味嗜好が合うと、それだけで会話の幅も広がり、親近感が湧きます。
特に趣味が合うと、出かける時も一緒に共有できます。
また、長い結婚生活では価値観が合うことも非常に重要です。
もちろん、価値観が全く同じという人はいませんが、あまりにも価値観が違いすぎると、喧嘩が耐えなかったり、意思疎通ができなくなってしまいます。そのため、ある程度の価値観が共有できて、本音できちんと話し合える人とは一緒にいてもぶつかることが少なく、一緒にいてもストレスを感じることも少ないでしょう。
一緒にいるうちに好きになった
仲良くなるうちに相手の良さに気づくということはよくあることです。
顔がタイプではないけれど、一緒にいてリラックスできたり、楽しいと感じたりする人に惹かれるという人は多いです。
内面の魅力を磨くことで、相手を振り向かせられる可能性があるということです。
このように、結婚は顔のタイプが全てではないということがわかったと思います。
そもそも、恋愛と結婚では相手に求めるものも変わってきます。
やはり、一緒にいるうちに相手の良さを感じ取るものなのでしょう。
・結婚は妥協も大事!顔が全てじゃない
結婚するにあたって、結婚相手に理想を求めるのは当然です。
結婚は、その後の人生を大きく左右します。
結婚相手に妥協することで、どんな人生になるかの分かれ道になるでしょう。
ただ、理想を追い求めてばかりでは、なかなか結婚できないのも事実です。
結婚できない人の中には、そもそも「結婚したいと思える人に出会えない」という方も多いのではないでしょうか。
結婚できる人は、良い意味で相手に妥協でき、心の広い人が多いです。
希望する条件や出会った時の印象はいまいちでも、相手の良い部分を探せる人は「出会いがない」という言葉を使いません。
反対に、いつまで経っても結婚できない人は、相手の悪いところをいつも見つけていたり、自分のこだわりをなかなか捨てきれない人などが多いのです。
見た目や価値観など、全てが理想通りの相手と巡り合える確率は非常に少ないです。
結婚できない、出会いがないという人は、自分の理想に優先順位をつけてみること始めてみましょう。
結婚相手に妥協してもいいというポイントには、顔が挙がっています。
世の中の全ての人が容姿端麗ではありません。そのため、そもそもイケメンや美女と結婚できる確率は低いのです。
結婚相手が美男美女じゃないことで、結婚生活に支障が出たということはほとんどいません。
それより重視されるのは、生活していけるかどうかなのです。
一度結婚したらなかなか離婚もすぐにはできません。
それも子供が産まれると尚更後戻りはできなくなるので、結婚してから気が付くのでは遅すぎます。
結婚する前に、こういったリスクは回避できるように、相手に求める基準を見直してみましょう。
■結婚相手は顔で選ばない方がいい5つの理由
ここで言う「顔で選ばない方がいい」というのは、「顔がタイプの人と結婚してはいけない」という意味ではなく、「顔がいいから結婚する」という顔だけで選ぶ方法は危険だという意味です。
顔がタイプだったとしても、他に結婚を決意する要素がきちんとあるのであれば問題ないでしょう。
ここでは、結婚相手を顔で選ぶということをしたばかりに失敗した・・・となりがちな理由をご紹介します。
1.ときめかなくなる
結婚生活では、寝ても覚めても、結婚相手と一緒に住んでいるので、毎日顔を合わせることになります。
最初のうちは、恋愛のようなドキドキやワクワクで結婚生活を楽しめると思います。
しかし、喧嘩したり何か嫌なことがあっても、結婚したら帰る場所も寝る場所も基本的に同じです。
そうすると、どんなに顔が好きで結婚した相手であっても、ときめきは次第になくなってきます。
最初は「かっこいい」「かわいい」という心理からいろいろ不満はあっても許せていたという部分も、そのときめきがなくなったら許せなくなるという人が多いのです。
そのため、顔だけで結婚相手を選ぶということは、このようなデメリットになります。
2.老いには勝てない
付き合い始めや結婚したての若い頃は、とてもハンサムで、美しいパートナーかもしれません。
でも、人間は誰しも老いには勝てません。
若い時に美男美女でも、歳をとっても美しいとは限らないのです。
もちろん中には、努力して年を重ねるごとに美しくなっている人もいます。
しかし、そうした見た目の美しさだけで結婚相手を選んでしまうと、この先何十年と時が経ち、美男美女の面影がなくなった時、若い頃と同じように愛情を注ぐことができますか?
若いうちは特に、そこまで先のことを考えて結婚する人はいませんが、長い結婚生活はどんなことが起こるかわかりません。
何らかの原因でうまくいかなくなった時、どんなことがあってもずっと一緒に生活していけるかどうか見極めることはとても大切なことです。
3.短所を見落とす
目の前に美男美女やタイプの人が現れたら、「付き合いたい」と思うのは当然の心理です。
また、その人と付き合うことができたら、その気持ちがさらにヒートアップするのも当然です。
そして、順調に結婚までことが運んだら幸せを感じることでしょう。
しかし、常にそのハイテンションのヒートアップした状態の心理の中で、お付き合いを重ねていくと、相手の短所を見落としがちです。
顔がいいということが故に、知らず知らずのうちに短所に目をつぶっていたり、悪いところがあっても多少のことなら我慢できてしまうのです。
でも、結婚したら、結婚して共働きになって家事もしなければならない、育児も必要となった時に、我慢したまま続けていくのは困難です。
4.優先順位が変わる
結婚は、恋愛と違ってこの先何十年と付き添います。
その間には、夫婦でたくさんの壁を乗り越えてきたり、ぶつかり合うことも多々あるでしょう。
時には「もう嫌だ」「離婚したい」と思うようなこともあるかもしれません。
それでも、夫婦関係を再構築してやっていかなければなりません。
でも、結婚相手を顔で選んでしまった場合、「顔」しか自分にとって相手の魅力がなかったら?どうなるでしょうか。
恋愛している頃は、男女ともに自分の好みの異性を求めるかもしれません。
そして、常に恋人を最優先しているかもしれません。
しかし、結婚して子供が産まれたら、自分の時間はなく、相手に尽くす時間も結婚前よりはなくなります。
特に女性は子供を産むと、本能から性格が変わる特徴があります。
根本的に性格が変わってしまうわけではありませんが、無意識に子どもを守ろうとする気持ちが働くため、恋愛していた頃のような気持ちとは全く違います。
そのため、恋愛中は優先順位が1番だったパートナーも、優先順位は二の次、三の次となっていくのが自然な流れです。
このように、結婚相手だけに夢中でいられなくなった時、夫婦関係を続けていくのが難しくなるという特徴も持っているので気を付けましょう。
5.不倫される心配
結婚した相手がかなりの美男美女の場合、周りからモテる可能性も非常に高いです。
その場合、長い結婚生活の中で不倫される可能性というのも視野に入れておく必要があります。
「顔がいい」という理由だけで選んでしまって、恋愛中に信頼関係もきちんと築いてこられなかった場合は特に危険です。
若いうちは、「自分は常に旦那さんの要望にもこたえられるし、満足もさせてあげられる♡」と自信があるかもしれませんが、妊娠中など、旦那さんの要望に応えられない期間というのも女性にはあります。
そんな時に、男性がとる行動と言えば、やっぱり不倫になってしまいます。
顔がいい分、ちやほやされて生活してきた男性なので、自分が言い寄れば女性はすぐについてきます。
その結果、中には欲望のままに不倫に走ってしまうケースもあるのです。
■結婚相手の顔より大切なこと
では、結婚相手の顔よりも、本当に大切にしなければいけないものとは何でしょうか?
・価値観の一致
結婚生活において、価値観の一致というのは非常に大切です。
価値観はその人そのものとなるため、何をするにもつきまとってきます。
そのため、最終的に選ぶ相手はやはり「性格」の良さ、「価値観」が合うかどうかが大切です。
どんなイケメンや美人でも、チャラチャラしていたり、プライドが高かったり、自分のことしか考えていない、お金にルーズで貯金が全くない、仕事を転々としている…というような人と結婚をしたいと思いませんよね。
ここぞという時に価値観が全く違うと、大きなトラブルになりかねません。
性格や価値観の相違などは、出会ってすぐには見えにくいものです。
だからこそ、じっくり時間をかけても、その部分を知っていく必要があります。
・尊敬し合える
結婚というのは、お互いがお互いを支えあって生活していくものです。
血の繋がった両親や兄弟ですら、一緒に暮らしているときに、1度や2度は大きな喧嘩をするものです。
それが、他人同士が一緒に暮らし始めるのですから、衝突がないわけがありません。
決して衝突が悪いわけではありません。
大切なことは、衝突した後、お互いが「この人のためなら」と譲り合い、根底に「尊敬」があるかどうかなのです。
相手を尊敬する気持ちがあれば、どんなに衝突が起きて、一時的な感情で喧嘩になってしまっても、冷静に考えると、相手の意見も素直に受け入れ、二人でどうしていけば、前に進めるかを考えられるものです。
・思いやりがある
結婚生活に限らず、人間関係はお互いを思いやり、感謝の気持ちを持つことがとても大切です。
特に、最初は感謝の気持ちや思いやりの気持ちを大切にしていても、何年も経ってしまうとそれが当たり前に変わってきてしまったり、忙しさにやられて、つい言葉に出す数が減ってしまうということもあります。
それをいかに防ぎ、お互いに感謝しあえるかどうかが、結婚生活を長く幸せに続けるカギになります。
■まとめ
恋愛と違って、結婚生活は非常に長いものです。
顔だけにこだわっていては、なかなか理想の結婚生活は手に入りません。
最初は見た目でも、付き合いが長くなればなるほど、容姿は関係なくなると言われています。
婚活でもこれから長い付き合いになることを考えると、同じ趣味を持っている人や価値観が合う人の方が、一緒にいても楽しいと感じられるはずです。
もちろん、男性、女性、それぞれ相手を選ぶ基準は、年齢でも大きく違ってきます。
若いうちは、性格も大事だけどやっぱり見た目が大事と言います。
特に男性は、連れて歩くなら見栄えする女性が一番と思っているからです。
ところが結婚となると、男女ともに考えが変わり、本当に必要なものを求めるようになります。
一番大切なことは、その人の人柄と、自分に合うかどうかという相性の部分だと思います。
人それぞれ、相手に求める基準は違いますが、いい出会い、いい恋愛に発展させられるかどうかは自分次第で変わってきます。
そのためには、顔に固執せず、自分にあった結婚相手を見つけましょう!
ブランセルでは、あなたの理想の出会いと結婚を応援しています。