長く付き合っている交際相手がいるけれど、いざ結婚となると考えてしまう、言い出せないで悩んでいるという人は少なくありません。
そこで今回は、長い交際期間から結婚した人の特徴などをご紹介します。
■長い付き合いの基準は男女で感覚が違う
ひとことで長い付き合いと言っても、実は、男性と女性では長いと感じている期間に差があります。
中には10年以上という人もいますが、一般的な男女それぞれの長いと感じる期間をご紹介します。
1.男性は1年以上が長い付き合い
男性が長い付き合いと感じる期間は1年以上といわれています。
付き合ってから1年目に記念日をしたり、ちょうど付き合ってからの1年間を振り返るタイミングでもあるため、もう、付き合ってから1年がたったんだ。と、時間経過の長さを感じやすいのです。
また、世の中の男性には数回のデートで振られてしまう人も多くいるため、その人たちからすると、1年以上の交際はとても長く感じることでしょう。
2.女性は3年以上が長い付き合い
女性は男性よりも攻撃的なホルモン(テストステロン等)が少ないため、男性よりも愛情をジワジワと感じていくといわれています。
そのため、女性の長い付き合いと感じる期間は3年以上といわれています。
ゆっくり長く愛情を感じることが出来るため、男性よりも長い付き合いと感じる期間は多くなります。
■恋愛と結婚の賞味期限
恋愛と結婚で愛情の続くといわれているその期間をご紹介します。
1.恋愛の持続期間は3年と言われている
心理学的にも、恋愛のドキドキ期間が永遠に続くことは難しいとされています。
恋は3年で冷めるという通説がありますが、これは、3年ほど経ったころに、相手の嫌な部分がよく見えてきたり、価値観の違いを認識するようになったり、3年も付き合うと、相手のほとんどのことは理解できており、新しい発見やドキドキも少ないので、気分もデートもマンネリ化してしまうことが大きな原因です。
2.結婚は一生涯続くもの
恋は3年で冷める、愛は4年で終わる。なんて説もありますが、結婚式では
なんじ健やかなるときも、病めるときも、喜びのときも、悲しみのときも、富めるときも、貧しいときも、これを愛し、敬い、慰め合い、共に助け合い、その命ある限り真心を尽くすことを誓いますか?
と、その命ある限りという一生涯続くことを前提として誓いを交わし、末永く続く幸せを願って結婚をするわけです。
結婚自体には賞味期限はないのです。
■長く付き合って結婚した人の特徴
長い交際から幸せな結婚を成した人には特徴があります。
1.お互いを思いやり尊重し合えている
思いやりや優しさ、尊敬の気持ちは夫婦仲を円滑にします。
人から優しくされたり、尊敬されて嫌な気持ちになる人はいません。
お互いに考え方が異なっても、それを受け入れる度量は持っていたいものです。度量が小さいと些細なことでケンカになりがちです。
尊重しあうことも愛情のひとつです。
2.連絡がマメ
帰りのメールや仕事が遅くなりそうなどの連絡メールから、自分の気持ちを伝えるメールもしてくれると嬉しいものです。
今は、LINEでやり取りをしている人がほとんどなので、忙しいときはスタンプだけでも、1日1回以上の連絡やり取りをしている人が多いです。
3.好きな気持ちや優しい言葉を言えている
男性は言わなくてもわかるはずと思っていても女性は言葉で気持ちを聞かないと嫌な生き物です。
そこをきちんと理解している男性であれば、女性へ好きという気持ちを言葉にしてくれます。
そして、男女とも、乱暴な言葉、そっけない言葉ではなく優しい思いやりのある言葉が大切です。
4.マンネリなデートだけでなく旅行にも行っている
交際期間が長くなると、デートで何度か訪れたという場所もあるでしょう。
すると、デートがマンネリ化してきてしまいます。
たまには、遠出や旅行へ出かけることで、新しい景色や食べ物を味わうと、気持ちも会話も弾みます。
5.適度な距離感を持っている
長年付き合い、お互いのことをよく理解し、尊重し合っているからこそ、適度な距離感を持っています。
これは結婚後、夫婦でもあり、友達でもあるよい関係を続けていけるコツです。
束縛や干渉しすぎるのは、相手にストレスを与えてしまいます。
■長く付き合って別れた人の特徴
長い交際から残念ながら別れてしまった人の特徴をご紹介します。
1.言わなくてもわかっているはずと思っている
付き合いが長いと、今さらとか、照れから、好きや愛しているを言わない人が多いです。
言わなくてもわかっているだろうと思っている男性は、女性の不満を募らせてしまっているかもしれません。
2.束縛を嫌い連絡がマメではない
連絡をすることが自分が束縛されていると思ってしまう人がいます。
しかし、なかなか連絡がない、いつまでたっても返信がないと、相手を不安にさせてしまいます。
自分は自由がいい、相手を不安にさせてもべつにお構いなしでは、ただの身勝手な人にすぎません。
3.自由なお金が減るのが嫌い
これは男性に多く、結婚すると自由に使えるお金が減ると感じています。
しかし、共働きの多い現代では、逆に結婚して貯蓄を増やしていくカップルも多いです。
浪費癖の多い人は結婚には向いていないですし、自身の将来設計も出来ていない証拠です。
4.結婚は重いと思っている
結婚そのものをただ重いと感じてしまっている人がいます。
結婚が重いのではなく、結婚によって産まれる子供や家族を養っていくこと、責任に対する不安を感じていることが大きいと思います。
責任は負いたくない、ひとりで気楽がいい、家族を養うのは重いと感じるような器の小ささでは幸せな結婚は難しいでしょう。
結婚によって生まれる新しい幸せは生涯独身では得られないものなのです。
5.今さらプロポーズはめんどくさいと思っている
交際期間が長くなってしまったことで、愛の言葉やプロポーズを今さら言うのがはずかしいと感じている人は多いようです。
だた、交際しているだけでは結婚することは出来ないので、プロポーズなどのなにかしらのアクションは必要です。
いつまでたってもこのアクションがないことに不満を感じ、別れを切り出す女性は少なくありません。
どんなに交際期間が長くなっても、女性は男性からのプロポーズは嬉しいものなのです。
■交際暦が長いと離婚しやすい理由
長く付き合ったその後に結婚したカップルが離婚しやすいといわれている理由をいくつか説明します。
1.周囲に急かされてなんとなく結婚した
交際期間が長いカップルはその期間の中で、お互いの知り合いも増えていきます。
その知人たちが、親切心かおせっかいで結婚をするようすすめてきます。
本人同士はそれほど結婚の気分が盛り上がっていないのに、周囲のすすめで結婚してしまうとそれが気持ちのズレにつながりやすくなってしまいます。
2.新婚気分が薄くマンネリ化が早い
一緒にいる時間の積み重なりが長いため、お互いのほとんどのことは分かり合えているし、デートなどの行動もマンネリ化していると、結婚後の生活をフレッシュに感じることが薄くいかもしれません。
そうすると、付き合っているときも結婚後も何も変わらないと感じてしまうでしょう。
3.結婚後も独身気分を変えなかった
交際期間は、お互いに金銭や時間の束縛がなく、好きなことに自由にお金や時間を使えたのに、結婚後は出産や将来に備えて計画をしていかなければいけません。
それを無視して、結婚後も独身時と同じ気分でいると結婚生活は不安定になってしまいます。
パートナーや家族を守って幸せな家庭を築いていくためには、いつまでも自分だけ気ままな生活スタイルを続けることはいけませんよね。
■まとめ
今と同じ交際を一生続けていけるか、その確証はありません。
結婚するということは、ひとつのけじめや新しいスタートにもなります。
さらに、いつになったら結婚できるか、という不安やストレスからも開放されます。
長い交際、5年、10年付き合って別れてしまうと、皆、時間がもったいなかったと後悔をします。
そうならないためにも、今、長い交際期間を経ている人で、結婚を真剣に考えたのなら、きちんと気持ちを伝えて行動していくことです。
ブランセルではそんな時のアドバイスや個別カウンセリングもお受けしております。
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