夏の婚活では身だしなみと同様に気をつけて欲しいのが『臭い』対策です。
特にお見合いでは、薄手素材生地のワンピースやスカートを女性は着用で服装での暑さ対策ができますが、男性は基本的にはスーツorジャケットパンツスタイルが服装マナーのため、暑い時期のお見合いは男性は服装の暑さに女性よりもしんどさを感じている方が多いと思います。
麻素材のスーツでも女性のワンピースのような涼しさは得られません。なので、どうしても移動時などには汗をかいてしまうでしょう。
しかし、汗は拭いてその場で拭うことができますが、汗と一緒にでた臭いは瞬時にゼロにすることは難しいです。むしろ、汗をかいた後、服や皮膚についた汗が分解、酸化をし、臭いへと変化してしまいがちです。
臭いの成分
体臭は男性だけでなく女性も持っているものですが、女性が不快に感じるアンドロステノンというニオイ物質は女性よりも男性の体臭に多く含まれています。これは脇の下のアポクリン腺から分泌されることが知られている成分です。
他にも、加齢臭の2-ノネナール、皮脂酸化のペラルゴン酸、汗の乳酸分解のジアセチル等、臭いの成分は男性の方が女性よりも多いと言われています。
臭い男性とは付き合えない
例えば、不快な臭いのする場所からは早く離れたいものですし嫌な臭いのする料理は食べたくないでしょう。男女問わず、不快な匂いや嫌な臭いには本能的に嫌悪を感じるものです。
お見合いやつきあいはじめ、交際したばかりの頃に、ふと、相手の体臭や臭いに不快感を感じた場合、お見合いお断りや交際を終了となるケースがほとんどです。
臭いが嫌だと、この人とは合わない、また会いたいと思えない、リラックスできない、不快等の気分を感じてしまい、話が盛り上がっても見た目が好みでも交際を続けていく気持ちにはなれないことがほとんどです。
長年夫婦として生活していくうちに加齢臭が出てきた等の理由とは違うのです。初対面で不快な臭いはまずNGでしょう。
臭くてもなかなか本人に言えない
臭いについては目に見えないデリケートなことと感じる人が多いので、デートしている相手が臭くても面と向かって本人にその場で言える人は少ないです。初対面のお見合いや会って間もない間柄では尚更です。
そのため、お見合いや交際、デートの本当のNG理由が臭いであってもそれが明確には伝わることなく、自分の体臭や臭いが原因とわからないままのため、自身ではなかなか気づきにくいということが厄介な点です。
自分で最大限の予防と対策をしておく
出会い、婚活において、口臭、体臭などのクサイ臭いはまず大きなマイナスです。
そして、暑い季節はとくに注意が必要ですが自分では分かりにくいので、まず、服や部屋、体の清潔さ、クリーニング、デオドランド用品での予防や対策、また、自分では気づきにくい臭い、自分以外の家族や友人に聞くと、遠慮して言わなかったり、大したことないよ、なんて判断で済んでしまう場合があるので、婚活カウンセラーや病院の臭い外来など、客観的に臭いを判断してくれる人の意見を聞きくことも大切です。
生活習慣が臭いの原因!?
体臭の原因はただ単にかいた汗や汚れ、不潔によるものだけではありません。
日頃の生活習慣が体臭に大きく関わっています。
- ジャンクフード、揚げ物、糖分など偏った食生活
- 睡眠不足
- 運動不足
- タバコ
- 飲酒
- ストレス
- 不規則な生活
- 肥満
- 腸内環境の悪化
これらがあなたの体臭を濃くしているかもしれません。
規則正しい生活やしっかりとした睡眠、食生活をおこなっていると、腸内環境も整い、臭い物質の多くは尿や便と一緒に自然に排出されます。しかし、上記のような原因で体が不調に傾くと、体内で臭い物質が増加するだけでなく、汗と一緒に体外へ排出され、臭い臭いを発してしまうことになります。
近年、体質改善、健康においてプロバイオティクスが注目されていますが、腸内環境は体臭にも密接な関係です。
暑いこの季節、臭い対策はデオドランド用品だけでなく、自身の体調改善にも気をつけていくことがおすすめです。