交際を進めて行く中で、会話から感じる相手からの優しさや愛情、自分が相手へむける思いやりや愛情。仕草や行動以外に話や声のトーン、言葉から感じることはとても大きい物です。
それゆえに、愛情のない言葉と感じる返答から、気持ちがトーンダウンしてしまうことも多いのです。そんな、気持ちを下げてしまうような相手の返答についてご紹介します。
「要するに〜」は自分の方が上と思わせたい
このフレーズをよく使う人、相手を不快にさせる言葉でよく言われるのが「要するに」という言葉。
要するにといいながら、簡潔されていなかったり、話の主導権を握るような流れに持っていこうとしたり、そもそもあまり深く考えていないからこの言葉を使う、話が長い等でこのフレーズをよく使う人は嫌われる傾向にあります。「逆に〜」という言葉を乱用する人も同じようです。
相手へ対する思いやりや優しさを感じることは難しいです。
「言ってましたよね?」自分は悪くないアピール
「そう言ってましたよね?」
「前にも言ってましたよね?」
「〜って私は前に聞いたんですけど?」
「言ったよね?」
これらは、自分は悪くないというアピールだたり、自分に都合の悪いことが降りかからないようにするため、何度も同じこと言うなという説教、人の揚げ足取り、相手を萎縮させるため等の気持ちから口にしてしまうような言葉です。
例えば、急に帰りの遅くなってしまった旦那に対して…
妻「今日は遅くなるって言ってなかったよね?(ご飯用意してたのにどういうつもり?)」
夫「もしかしたら今週忙しくなるかもしれないって一昨日言ったよね?(うるさいなぁ)」
このように「言ったよね?」から愛情を感じることは難しく、むしろ、険悪な雰囲気に誘いがちです。
もしも、ここをお互いに謙虚に思いやりを持てば…
妻「今日は忙しかったのね、お疲れ様。ご飯もう食べた?」
夫「ごめん、急に忙しくて連絡できなかった。でも、パンしか食べてないから、夕飯もらってもいい?ホント、ごめんね。」
こっちのやり取りの方が断然いいはずです。
「べつに…」無関心と拒絶と退屈
特に初対面の人にこの言葉を使うと「この人は、自分に関心を持ってくれていない」と思われがちです。
例えばお見合いの席でこの「べつに」を使ったとすると…
男性「○○さんは、甘いものはお好きですか?」
女性「べつに」
男性「あ、じゃあ、辛いものが得意な方ですか?」
女性「べつに」
この返答を受けた方にとっては、話を拒絶されたように感じてしまいます。印象は最悪です。
これは、口癖になってしまっている人は要注意です。
「価値観を知りたいです」いきなり面接官風
婚活ではお互いの価値観が大事とよく言われますが、いきなりダイレクトに聞かれても返答に困ります。
以前、趣味や休日の過ごし方について話していたら、いきなり、価値観について聞かれ、困惑してしまったという人がいました。
確かに、趣味や休日の過ごし方から価値観は見えてくる物ですが、また、会ってまもない人から、いきなり価値観についての話すよう直球で求められると、重く、面接官のように感じ、萎縮してしまいます。全く楽しくありません。男女の出会いは就職ではありません。
これを言われた方は、価値観が合わなければバッサリ切ります。「合うか合わないか、さっさと価値観聞いときたいんだよね?」というような圧迫感を感じてしまう人もいるかもしれません。
相手の価値観や結婚観を知りたければ、まずは、それらを楽しい気分で話してもらえるような雰囲気を作ることが大事です。
■まとめ
これらは、婚活に限らず、普段から多様する癖があると、相手を圧迫する気持ちにさせる、人に嫌われる原因にもなりがちなので要注意です。
口癖で使いそうになったら、まずは謙虚な気落ちでゆっくり優しい言葉に置き換えてみましょう。