デートは、次のステップに進むための重要なポイントです。
しかし、一回だけデートして、その後は音沙汰なしなんてケースも多いものです。
そうなってしまったら、なかなか挽回のチャンスは巡ってきません。
せっかく掴んだチャンスを次に繋げたいですよね。
実は、経験やテクニックがなくても、基本的な知識を持っておくだけで、あなたのデートの「成功率」をグッと上げることができるのです。
今回は、デートする上で抑えておくべき基本的なマナーや成功のコツ、気を付けるべきポイントをご紹介します。
■初デートでの基本マナーと成功のコツ
気になる相手とデートすることになったら、より良い自分をアピールし、相手に良いイメージを与えることが大切です。
そのためにはまず、初デートでの基本マナーを抑えておきましょう。
ここでは、初デートで気をつけたいマナーと成功するコツをご紹介いたします。
初デートは、相手に自分をアピールするチャンスです。
今回ご紹介した基本マナーを守って好印象を与え、さらに相手との関係性を深めましょう。
・初デートは事前準備が大事!
何事も、準備をどれだけするかが大切です。
デート当日に慌てることがないように、前もって準備していきましょう。
また、デートに誘ったからには、デートプランを立てる必要がありますよね。
しかし、計画を立てただけで満足してはいけません。
デートを成功させるためには、当日まで見直しも必要です。
スケジュールは余裕を持って
デート当日のスケジュールは、時間に余裕を持った行程にしておくことがポイントです。
自分の計画した通りに進むことは、なかなか珍しいと思います。
食事中に思っていた以上に話が弾んだり、移動の途中でお店に立ち寄ったりというのもよくある話です。
キツキツのスケジュールは、焦る気持ちを生むだけなので注意しましょう。
時間に余裕を持たせておけば、デートの進行具合に応じて調整ができます。
しっかりとした計画を立てておくことも大切ですが、食事中に「次は○○時に〇〇へ行かなきゃいけないから、早く食べて」など急かされてしまったら、食事も美味しく感じなくなってしまい、純粋に楽しめません。
デートでは、いかなる状況にも対応できるように、ゆとりを持ったスケジュールにしておきましょう。
お店の予約や周辺情報の確認を徹底しておく
食事に行く予定なら、お店の予約は必須です。
休日や人が混む時間帯は、なかなかお店に入れないこともしばしばあります。人気店なら、なおさらです。
「今日は予約でいっぱいなんです。」なんて言われたら、デートの雰囲気もブチ壊しです。
特に女性はヒールなどを履いていることが多いので、行き当たりばったりでたくさん歩かせてしまうと疲れてしまいます。
目当てのお店が決まっているなら、しっかり予約しておきましょう。
食事だけでなくて、どこかデートスポットへ行くというプランがある場合は、その場所の営業時間や周辺情報なども確認しておくと良いでしょう。
そうすることで、スマートな段取りを組むことができます。
別プランを用意しておく
どれだけ完璧なデートプランを立てたとしても、不測の事態は起こるものです。
特に、意外と見落としがちなのは天候です。
せっかく楽しみにしていたデートも、天候によって大きく左右されてしまいます。
暑すぎたり寒すぎたり、突然の雨など、天候によりデートが台無しになってしまうと、それだけで印象がマイナスになってしまいます。
そんな時にとっさに慌てることがないように、「代替案」を用意しておくことが大切です。
突然雨が降っても大丈夫なように、屋内で楽しめるスポットを探したり、周辺環境も調べておくと、いざという時に役立ちます。
天気のチェックはきっちり行い、デートプランは複数用意しておきましょう。
・時間はきっちり守る
当然ですが、待ち合わせ時間には絶対遅刻してはいけません。
時間を守るのは、デートだけではなく、大人としての基本です。
特に、映画やレストランの予約をしている場合は、特に待ち合わせ時間よりも早めに着いておくようにしましょう。
待ち合わせに遅刻してしまうと、相手に「楽しみではないのかな」「時間にルーズな人」というマイナスイメージを与えてしまいます。
一度マイナスのイメージがつくと、頑張ってもイメージを変えるのは難しいので、デートで遅刻はしないようにしてください。
もし、電車の遅延などやむを得ない理由でデートに遅れる時は必ず連絡しましょう。
理由を伝えると印象が悪くならず、相手も余計な心配する必要がないので、安心できます。
反対に、相手が遅刻することもあるでしょう。
自分は遅刻してはいけませんが、遅刻自体はよくあることなので、相手が遅刻しても気にしてはいけません。
特に女性は、化粧したり、髪型を整えたりと身支度に時間がかかったり、道に迷ってしまうことも考えられます。
「頑張って準備してくれてるんだ」ぐらいの広い気持ちで、女性の到着を待ちましょう。
間違っても、遅刻されたからといって、悪態をついたりしてはいけません。
・服装や身だしなみを整える
デートでは、普段よりもずっと近い距離で、一緒に過ごすことになります。
特に女性は、コーディネート選びも含めてデートと捉えている人も多いです。
つまり、女性のデートへの期待度は服装に表れると言っても過言ではありません。
どれだけ魅力的なデートプランだったとしても、身だしなみ一つでうまくいかないこともあります。
これから恋が始まるかもしれないと、初デートで心躍らせているところに、「やる気が感じられない服装」で来られたら、誰でもガッカリしてしまいます。
いつも以上に、服装や身だしなみに気を遣いましょう。
もし、ファッションに自信がない人は、プロに頼んでしまうことも検討しましょう。
また、服装だけではなく、身だしなみを整えるということも重要です。
以下のチェックリストに沿って、お出掛け前は必ずチェックしてください。
<身だしなみチェックリスト>
・口臭や歯に何か挟まっていないか
・鼻毛が出ていないか
・服がシワになっていたり、ヨレヨレになっていないか
・お顔回りのムダ毛はないか
・髭は剃っているか
・爪が伸びていたり、ゴミが挟まってないか
・足元、靴の汚れ
・寝癖がついていないか
・笑顔を絶やさない
デート中は笑顔を絶やさないようにしましょう。
あなたが笑顔でいることを心がけるだけで、デート自体の雰囲気も良くなります。
あなたの楽しそうな顔を見ることで、相手側も「デートに来て良かった」と思ってくれるでしょう。
反対にあなたに笑顔がないと、あんまり楽しくないのかな・・・と相手は不安に思います。
感情は表現しないと、相手には伝わりません。
相手のテンションを下げることがないように、デート中は笑顔を絶やさないように気を付けてください。
そして何より、笑顔は男女ともにモテるには必須の要素でもあります。
笑顔に自信がない人は、家で鏡に向かって笑顔の練習をしましょう。
・楽しい話題を心がける
初デートは、お互いに緊張して何を話せばいいのかわからなくなってしまうことが多いです。
会話が止まって気まずい雰囲気にならないように、相手に合わせて楽しい話題で会話を楽しみましょう。
相手があまり話さないタイプの人の場合は、共通の話題について話すのが良いでしょう。
趣味や仕事の話、出身地や学生時代の思い出など、共通の話題は話しやすく、盛り上がりやすいので、初デートでも緊張せずに会話を楽しめます。
反対に、相手がたくさん話すタイプの人であれば、聞き役に徹するのも良いでしょう。
相手が話している内容に相槌を打ったり、興味を持って「もっと知りたい」という気持ちを伝えると、相手は楽しんで話してくれます。
初デートの会話で注意したいのは、マイナスな話題は避けること。
たとえ話す内容に困っても、二人で行ったレストランの文句を言ったり、相手が反応に困るような話題を振ったりするのはマナー違反です。
楽しい話題を心がけて、二人きりの会話を楽しむことができると、あなたの印象も良くなり、デートの成功率も上がります。
・食事のマナーを知っておく
初デートの定番は、食事デートが多いと思います。
食事をすることは日常的なことなので、お店選びさえクリアできれば問題ないと思っている方も多いのですが、
実は食事デートでは、メニューの選び方から食べ方のマナー、振る舞いなど、食事を通じて様々な面を見ることができるので、最初のデートとしても、相手をよく知るいい機会になります。
そこで、デートで食事へ行った時に抑えておきたいのが基本的なマナーです。
マナーに気を遣いすぎる必要はありませんが、避けたい行動と食事の基本マナーは知っておきましょう。
テーブルマナーなどに自信がない時は、事前に復習しておきましょう。
さりげなく相手のグラスが空いたらお酌をしたり、さっと片付けができるのも高ポイントに繋がります。
他にも、食事中に気を付けたいマナーは以下の通りです。
<知っておきたい基本マナー>
・くちゃくちゃと音を立てて食べない
・箸の使い方やテーブルマナーができている
・「いただきます」や「ごちそうさま」が言える
・好き嫌いしたり残さずきれいに食べる
・背筋を伸ばし、正しい姿勢で食べる
・相手のペースに合わせて食べる
・TPOに合った服装を心がける
・カジュアルなお店では積極的にメニューを決める
・高級店では男性に注文を任せる
・店員さんに対する態度
・デートの後は感謝の気持ちを伝える
相手とさらに距離感を縮めるためには、デート後の行動も大切です。
デートが終わったからと気を抜かず、デート後には連絡を取りましょう。
デート後の連絡で初めに伝えたいのは、相手への感謝の気持ちです。
デートから帰った後に「今日はありがとう」と送ると、相手も喜んでくれるでしょう。
感謝を伝えたら、二人でデートの感想を話すのがおすすめです。
また、デートでの会話を基に「今日話してた映画が気になったから、次は行こう」など伝えると、さりげなく次のデートに誘うことができます。
もし、デートで不安なことがあったら、デート後の連絡でフォローすることも大切です。
例えば、緊張してうまく話せなかった時などは「今日は緊張して楽しくなさそうに見えたかもしれませんが、とっても楽しかったです」などと伝えると良いでしょう。
■初デートで男性が心がけること
気になる女性とのデートが決まったら、誰しも、相手に好印象を与えたいと思うものです。
デート中に女性が男性に求めるのは、さりげない気遣いやスマートなエスコート術。
気遣いやエスコートの中には、優しさや視野の広さなど、男性としての魅力をアピールするためのチャンスが詰まっています。
いかなる状況でも、レディファーストの姿勢は女性に好感を持たれます。
女性が目を光らせるポイントを確実に抑えておけば、「気遣いのできる人」と印象づけることができます。
ただし、こうした気遣いやエスコートも、すべての女性が喜ぶとは限りません。
自分は気を利かせたつもりでも、相手にとっては居心地が悪い場合もあるということを念頭に入れておきましょう。
一般論や先入観にとらわれず、相手の女性に合わせた紳士的な振る舞いを心がけましょう。
・お店の予約を事前に済ませておく
前述したとおり、デート当日になってからお店選びに迷ったり、いざ行ったお店が満席で慌ててしまったり・・・
こんな状態では相手の女性に幻滅されてしまいます。
事前にお店を決めて予約しておくことで、スムーズにデートを楽しむことができます。
さらに、お店選びの際は事前にリクエストを聞いてほしいという意見もあります。
主導権を握りながらも、きちんと女性の意見も聞く姿勢を見せると、好印象に繋がります。
・お店を決めたら事前に伝える
女性にとって、デートでのシチュエーションは「服装選び」の判断材料になります。
そのため、デートで行くお店が決まったら、女性への連絡を忘れずにしましょう。
特に、ドレスコードがある場合や、席によって靴を脱いだり、臭いがつきやすいことなどが予想される場合は、補足情報として伝えると、気配り上手を印象づけることができます。
また、事前にお店の情報を知らせることで、女性も楽しみが広がります。
ただ「ここのお店に決まりました」といった事務連絡ではなく、デートが待ち遠しい!と思わせるような予備知識も伝えつつ、女性のモチベーションを上げるようにしましょう。
・待ち合わせ場所からお店まで迷わず案内する
待ち合わせ場所は現地ではなく、お店やデートスポットの最寄り駅にして、女性を現地まで案内すると好印象です。
もし、天気が悪かったり、極端に暑かったり寒かった場合は、屋外での集合にしない配慮も必要です。
女性がハイヒールを履いていている場合は、お店までの距離があるようならタクシーに乗るくらいの気遣いも見せると、なお良いでしょう。
・ドアの開け閉めはレディーファーストの基本
日本の男性は慣れていないかもしれませんが、わかりやすい優しさや紳士的な振る舞いに案外グッとくるものです。
ただ、それは「スマートであること」が前提なので、ぎこちないエスコートにならないよう、普段からレディーファーストの精神で行動を心がけましょう。
・初デートでの送り迎えは自然さを演出
車だけに限らず、送り迎えをしてもらえるのは特別感がありますよね。
特に車は二人だけの空間なので、ドキドキ感も味わえそうです。
しかし行き過ぎてしまうと「下心があるのではないか」など、マイナスな印象を与えてしまいます。
そうならないためにも、初デートでの送り迎えは、解散が夜遅くならない程度に時間を設定するのが良いでしょう。
車の場合は最寄り駅や公園など「自宅周辺」
いきなり、女性の家まで行ってしまうのは、よほど親しくない限りはNGな行為です。
彼女の方から希望してきた場合を除いては、やめましょう。
彼女の家の最寄り駅や、家から近いターミナル駅や公園などの自宅周辺が無難です。
地元でもない限り、初めて行く場所で土地勘がないことがほとんどだと思うので、できれば、カーナビやスマホで検索しやすい場所での待ち合わせできるのが良いでしょう。
彼女の家から近場であれば、帰りが遅くなっても家に帰るまでの心配もいらないでしょう。
電車の場合は「最寄り駅」
電車の場合では、迎えに行くならやはり、彼女の家から近い最寄り駅が良いでしょう。
駅のカフェや目印になる場所があれば、そこで待ち合わせします。
帰りは、比較的彼女の家の方向に近い公園など、あと少しで到着するところまで一緒に行くのも良いでしょう。
送迎はあくまでも自然に
ただし、自分の終電の時間を逃してしまったり、それによりホテルやネットカフェで時間を潰すのはやりすぎです。
送迎を行う場合は「無理している」「格好つけようとしている」と女性に感じ取られてしまうと、せっかくの気遣いも、むしろダサくなってしまいます。
車で迎えに行くなら「この辺の景色も見てみたかった」とか、「今度仕事でこの辺りに行くことがあるから、練習を兼ねて来た」など、「何かのついで感」を出すと自然です。
電車の場合も、女性から「わざわざここまで送ってくれなくてもいいのに」などと思わせてはマイナスです。
「帰りに○○駅のに寄っていきたいから、あえてこっちに来たんだ」など、何かちょっとした理由をつけると自然になります。
送迎は彼女を安心させ、疲労させないために効果的ですが、初デートからあまりにも張り切りすぎて彼女のパーソナルな領域に踏み込むと、警戒心を高めさせてしまいます。
「とにかく送れば良い」というものではないので、あまりこだわりすぎないのも重要です。
・会談やエスカレーターは下の位置に
階段やエレベーターでは、常に「男性は女性の下に位置する」と覚えてください。
上りであれば、女性が先、男性が後に乗ります。
下りであれば、男性が先、女性が後に乗ります。
これは、ビジネスマナーでも同じです。
お客様と一緒に動く際、自分は常に、お客様より下に位置します。
これには、「お客様を見下ろさない」という礼儀、「お客様が足を滑らせた際、サポートができる」という安全の二つの意味合いがあります。
また、下に位置することで、女性の転倒に備えたり、スカートの中を覗かれないように盾になるという意味があるそうです。
デートの場合も、女性をお客様だと考え、同じように動きましょう。
ただし、下りの場合、一つだけ注意事項があります。
それは、「女性に完全にお尻を向けない」こと。
あなたを守るために、自分が先に下りたという無言のメッセージを伝えるために、半分、女性の方に体を向けてあげてください。
・デート席の座り方は女性を優先する
座り心地の良いソファー席や、景色がよく見える席は、女性に譲るのが常識です。
このちょっとした配慮がないだけで、女性のテンションは半減してしまうので、着席の際は抜かりなく。
・デートで座る時は奥の席がベスト
お店を選ぶ時のポイントとしては、席と席のゆとりがあるお店を選びましょう。
隣の席が近すぎると、会話が聞こえてしまうのではないかと不安に思われ、リラックスした会話ができなくなります。
また、会話に集中できるよう、窓際やあまり人目につかない奥の席がおすすめです。
・お店の看板メニューを事前にチェックしておく
事前におすすめの料理をリサーチしておけば、メニュー選びで迷った時もスマートに提案できます。
この時、ただおすすめを押し付けるのではなく、男性がうまくリードをしつつ、女性のリクエストを引き出すのがベストです。
満足度の高い食事デートを楽しんでもらうなら、女性が安心して好きなものをオーダーできるような気遣いも忘れずに。
また、相手の好きな食べ物や嫌いな食べ物も、食事しながらリサーチすることで、次回のデートでお店を選ぶ際のポイントになるので、さりげなくチェックしておきましょう。
・デート代は全て支払うつもりで
会計はさりげなく、女性が知らない間に済ませるのがベスト。
女性がなかなか化粧室に行かないのであれば、自分がトイレに立ったタイミングで済ませるのも良いでしょう。
とにかく「女性に財布を出させないこと」が大切です。
また、初デートにおいては、デートにかかる費用は全て男性が払うつもりでいてください。
もちろん、「男が払って当然」と思っている女性を相手にする必要はありませんが、そういう「心持ち」でいるということは大切です。
・相手のペースに合わせる
基本的に、女性は歩くのペースが遅いです。
特に、ヒールを履いていると、なおさら遅く感じるでしょう。
自分(男性)のためにオシャレをしてきてくれたことに感謝して、女性のペースに合わせ、ゆっくり歩くことを常に意識しましょう。
まだ仲が深まってない状態だと、「歩くペースを合わせて欲しい」と女性から言い出しにくいものです。
言われなくても気付ける、スマートな男性になりましょう。
そして、食事のペースを合わせることも重要です。
あまり早く食べ終わってしまうと、女性にとってはプレッシャーです。
相手を待たせてると思うと、美味しい食事も楽しめません。
相手のことをよく観察しながら、相手と一緒に食べ終わるぐらいに調整しましょう。
・別れ際は女性が見えなくなるまで見送る
別れ際にデートの余韻を感じさせることも、女性の心を掴む大事なポイントです。
別れてすぐにスマホを取り出したり、振り返ることもしない男性は、配慮が足りないと感じられます。
また、その人にとって自分は別れを惜しむ対象ではないのだと感じ、一気に冷めてしまいます。
終わり良ければすべて良しという言葉があるように、最後の瞬間まで気を抜かないようにしましょう。
振り返った時に、見送る彼の姿があるのはそれだけで嬉しく、心が穏やかになります。
姿が見えなくなるまで彼女を見送れば、その余韻で女性に「また会いたい」と思わせることができます。
また別れた後は、メールで「今日は楽しかった」「ありがとう」など、ストレートに気持ちを伝えることで、さらにその日のデートの印象を良くすることができるでしょう。
・ダラダラと引き止めない
デートの終盤で気を付けてほしいのが、ダラダラと相手を引き止めないことです。
デートに慣れていないと、できるだけ長くいることに固執してしまいます。
しかし、長い時間を過ごすことと、仲良くなることはイコールではありません。
あくまで、仲が良いから長い時間も一緒に入れるのです。
特に初デートではお互いにまだよく知らない関係なので、緊張したり、気を遣って疲れてしまいます。
そんな状況で、初めから長い時間一緒にしたら、楽しいことよりも、疲れた印象になりがちです。
ちょうど良い余韻があるからこそ、次もまた会いたくなるものなのです。
また、人見知りでなかなか自分を出せないという人もいるので、徐々にデートの時間を延ばしていくという気遣いが好感度をアップさせます。
相手とのちょうど良い距離感やバランス感覚を大事にしましょう。
■初デートでの女性の注意点
初デートでは、第一印象が大切なので、あらかじめ気を付けるべきポイントをチェックしておくと安心です。
ここでは、女性の注意点をご紹介します。
・きつすぎるメイクや香水は避ける
初デートでは、どうしても気合が入ってしまいますよね。
特に女性は、日頃からメイクしたり、定期的に美容院へ通ったり、美意識が高い人も多いでしょう。
しかし、デートでは、自分を綺麗に見せようといつもより張り切ってメイクをしたり、香水をたくさん使ってしまうと、相手を不快にさせてしまうことがあるため、注意が必要です。
デートでのメイクは、なるべくナチュラルメイクを心がけ、香水もできれば控えめにし、ほのかに香るくらいに抑えましょう。
・つまらない仕草を見せない
初デートは、お互いのことをよく知り、次の約束に繋げるための大切な機会です。
特に男性は、デートが決まった日から、あなたを喜ばせるために頑張ってプランを考えてくれているでしょう。
そんなデートでつまらないような仕草を見せるのは絶対に避けましょう。
「一緒にいても楽しくなさそう」だと思われると、相手を悲しませてしまい、良いイメージを持たれなくなってしまいます。
つまらないように見える仕草の中でも、最も気をつけたいのが頻繁に携帯を確認すること。
時間ができたら、なんとなく携帯を触ってしまうという人は少なくありませんが、デート中に相手が何度も携帯を触っていると、楽しくないのかと心配になります。
デート中はなるべく携帯を使うのは避けて、彼との時間を楽しみましょう。
どうしても、緊急で使う必要がある場合は、「ごめん、仕事の件で一件連絡してもいいかな?」など断りを入れましょう。
・気配り上手と女性らしさを心がける
初デートでは、あなたがどんな人物なのか、じっくり観察しているものです。
その場だけ良い姿を見せようと思っても、こういった形にない仕草、態度にこそ、その人の実体が出るものです。
あまりかしこまりすぎたり、偽りの姿を見せる必要はありませんが、デートでは相手の姿勢や仕草を細かくチェックしているので気を付けましょう。
声のボリュームや笑い声に注意
高級感のあるレストランやホテルなどで食事をする場合や、静かなカフェでのランチの場合は、あまりにもうるさかったり、汚い言葉遣いだと印象がダウンしてしまいます。
つい楽しくて話が盛り上がってしまう場合も、声の大きさには注意しましょう。
気遣いを見せる
デート中に気遣いを見せることも、大人の女性としての礼儀であり、最低限のマナーです。
彼に対して「ありがとう」や「ごめんね」などの気持ちを言葉で伝えられたり、体調や楽しんでいるかをさりげなく気遣えるかどうかは大切です。
また、彼だけでなく、店員さんにお礼を言うことができたり、電車やお店の中では周囲の邪魔にならないように脇に寄るなど、ちょっとした気遣いができると好印象です。
いくら自分に対して好意的でも、他人に対する接し方が失礼だったり冷たいと、男性からの印象はダウンしてしまうので注意しましょう。
上品な振る舞い
また、女性らしく振る舞うことも、デートでは重要なポイントです。
男性は、服装など見た目の雰囲気だけではなく、言葉遣いや仕草にも柔らかい女性らしさを求めています。
姿勢よく席に座ったり、脚を閉じて座るなどは、女性の基本的なマナーです。
ドアの開け閉めや移動する際、食事中など大きな音を立てたり、がさつな振る舞いではマイナスのイメージを与えてしまいます。
日頃から女性らしい立ち居振る舞いを心がけましょう。
・感謝する気持ちと謙虚さを忘れずに
デートでは食事したり、映画を観たり、遊園地へ出かけたりと様々なシーンでお金を使います。
特に初デートでは男性も気合が入っているので、「奢るよ」と言ってくれることが多いですが、奢ってもらうのが当たり前と考えることはやめましょう。
例えば、お会計の時、全く財布を出す素振りを見せなければ、男性に「お金のかかる女性」「礼儀がない」と思われるかもしれません。
お会計の際は、自分も財布を出し、彼に何か言われるまで支払う姿勢を示しましょう。
彼が「奢る」と言ってくれたら、頑なに拒否はせず、素直に受け入れて支払ってもらいましょう。
そして、奢ってもらったら「ありがとう、今度は私が払うね」「ご馳走様でした」など伝えると、好印象を与えることができます。
デートでは、男性が支払ってくれるとわかっていても、お財布を出したり、支払おうとする意思を見せることは女性のデートマナーです。
払ってもらって当たり前という態度は、女性に良いところを見せたい男性でもガッカリしてしまうポイントです。
デート代がワリカンだった場合、不機嫌になってしまうのもマナー違反です。注意しましょう。
■初デートで居酒屋はあり?
気になる相手と初めて行くデート。
最近では、デート場所として「居酒屋」を選択する男女も少なくありません。
高級レストランや慣れない場所など堅苦しい場所へ行くよりも、リラックスできる場所の方が、初デートでは話しやすいと考える男女が多いようです。
無理して背伸びをしていても、その関係は長続きしません。
「デート」だからといって気張らず、ラフな気持ちで挑む人が最近では多いのかもしれません。
・初デートで居酒屋に行くメリットとデメリット
では、初デートで居酒屋に行くメリットとデメリットはどんなものがあるのでしょうか?
初デートで居酒屋へ行くメリット
居酒屋デートでの大きなメリットはやはり「打ち解けやすい」ことです。
全くお酒を飲めない場合は論外ですが、多少なりともお酒が大丈夫な場合、お互いにアルコールが入って酔った方が、お互い本音で話しやすく距離が縮まります。
アルコールによって男女の見えない壁がなくなりやすい
個室居酒屋などの場合、女性との距離を縮められる
リラックスしてお互いの話をできる
初デートで居酒屋へ行くデメリット
デメリットはやはり、楽しくなりすぎてお酒を飲みすぎて暴走することです。
どうしてもアルコールが入ると変な「欲求」が高まるので、つい失言してしまったり、異性として見られなくなってしまう可能性があります。
・初デートで居酒屋を選ぶポイント
初デートに居酒屋を選択した場合、一番気になるのは個室がいいのか?カウンターがいいのか?です。
それぞれのメリットとデメリットを参考に見ていきましょう。
個室居酒屋の場合
個室居酒屋の大きなメリットはやはり、個室なので周りの雰囲気に流されないことです。
居酒屋の場合、あらかじめ予約して入るというよりは、思い付きや雰囲気で何気なく入ることが多いでしょう。
何も気にせず入った居酒屋で、サラリーマンの送別会や女子会などに当たってしまうこともあります。
場の雰囲気が盛り上がりすぎて、うるさくて話に集中できなかった・・・ということが個室の場合はありません。
自分たち二人きりの空間が用意されるので、雰囲気も作りやすいです。
デメリットとしては、二人きりになることで気まずくもなりやすいです。
トークに自信がある人なら大丈夫ですが、苦手な人だと会話が途切れるたびに場の空気がシーンとしてしまいます。
個室じゃない場合は、場の雰囲気が周りに合わせられるので、二人が話してなくても気にならないでしょう。
カウンター居酒屋の場合
カウンターの魅力は、相手との距離を縮められることです。
個室で対面に座って、途中から女性の隣に座るのはかなりテクニックが必要です。
しかし、カウンターの場合、最初からすぐ隣に座った状態で飲み始めます。
雰囲気が良ければ手を繋いだり、軽いスキンシップをはかることもできます。
また、まだお互いに慣れていない状態なので、対面で顔を見て話すのはちょっと緊張しますよね。
カウンターなら対面で感じる圧迫感もなくリラックスして話すことができるでしょう。
反対に、カウンターでのデメリットは座る位置です。
例えば、カウンターでも端に座るのか、左右に他の客がいる場所なのかで雰囲気がガラッと変わります。
左右に他の客がいるとやはり気が散ります。
カウンターの場合は、女性をカウンターの端に座らせることでリラックスできるでしょう。
・居酒屋デートはその後が肝心!
初めてのデートで居酒屋へ行った場合は、席や雰囲気も大切ですが、実はその後の対応がとても重要です。
お互いにどれだけ好意があっても、その日は、男性が女性をしっかり送り届けましょう 。
女性の心理として、どれだけ酔っても「心配して帰してくれた」という男性の誠実な対応に好感度が上がります。
大切に思う気持ちがあるなら、一時の欲求でせっかくのご縁を無駄にしてはいけません。最後まで誠実な男性を演じましょう。
また、飲んだ勢いで行き過ぎた発言をしたり、説教してしまったり、愚痴やネガティブな話題、女性らしさに欠ける発言などは十分に気を付けましょう。
■まとめ
二人の仲を縮めるために、重要なステップであるデート。
デート中の行動が、その後の運命を決めます。
デートはある程度の経験も必要ですが、知識でカバーできる部分もあることを覚えておきましょう。
しっかり対策をして、チャンスを逃さないようにしましょう。
ブランセルでは、婚活中のお悩みやデートで成功するコツなどもカウンセリングでアドバイスさせていただいております。
まずは、お気軽にお問い合わせください。