婚活アプリや婚活イベント、婚活パーティなど、色々な婚活方法を試してみたものの、上手くいかなくて、なかなかいい人に出会えないと、悩んでいる方。
知り合いが結婚相談所のお見合いで素敵な人と結婚できた話を聞き、お見合いがきになっている方。
そんな人たちが、スマホやパソコンで今は気軽にお見合いを使えるようになっています。
昔のように、お見合いが堅苦しいイメージのものではないのです。
好みの人と効率よく出会え、結婚まで短期間で近づけることから、合理的な選択肢として注目されています。
むしろ、結婚相談所やお見合いを堅苦しいイメージで考えている人は、少し古い考え方の人かもしれません。
今回は、お見合いとは何か、どんなサービスか、どうやって始めればいいのか等をご紹介、解説していきます。
■そもそもお見合いとは何か
お見合いとは、結婚を希望する男性と女性が、第三者の仲介によって対面する習慣です。実は似たようなことは世界各国に存在しています。
・昔と今では大違い!今ドキのお見合い事情
「お見合い」と聞いて、昭和の畳をむしるようなことや獅子脅しの庭をお見合いのイメージ、昭和初期を思う人もいるかもしれませんが、実はその歴史は古く、鎌倉時代からあると言われています。
昔のお見合いスタイル
昔は親や親族、知人による紹介がほとんどで、お見合いの席では、着物や正装をし、日本料亭などで当人と両家、仲人が同席するのが一般的なお見合いの形式でした。
またお見合いの際、「釣書(つりがき、つりしょ)」今でいうところのプロフィールを取り交わすことが必須でした。
いきなり知らない相手とお見合いをするのは勇気がいるので、事前に相手に自分がどういう人物なのかを知ってもらうために、釣書には様々なことを記載します。
この釣書には、名前、生年月日、身長、体重、本籍、住所、学歴、職歴、職業、資格、特技、趣味、自己PRなど様々なことを載せ、写真を同封します。
そして、今と大きく違うところは、この釣書は、原則手書きで執筆するというところです。
縦書きで文字がはっきりとわかるシンプルなものというマナーです。
昔は電話やスマホはありませんので、連絡のやりとりや受け答えに、仲介人が何度も双方の家を行き来しました。
お見合いは時間も人手もかかることでした。
双方の親戚や仲介人など、たくさんの人がかかわるわけですから、お見合いが進行し始めたのち、もしも、断ると、相手や関わった人たちの面子をつぶしてしまうことになります。そのため、お見合いしたあとは、断りにくいということも昔は多かったのです。
よく、お見合いは敷居が高いといわれる人がいますが、そもそも「敷居が高い」という意味は「面目のないこと、不義理があり、その人の家に行きにくくなる。また、その人に会いにくい。」ということです。
お見合いをお断りすると、昔は家同士の行事ですので、今よりもとても面目ないという気持ちが大きかったと思います。
最近のお見合いスタイル
現在のお見合いは、パソコンやスマホで操作が出来るよう、システム登録が主流です。
昔のように、手描きの釣書を作成することはまずありません。
まず、結婚相談所へ登録するときに、住民票、独身証明書、学歴証明、収入証明などを提出し、写真やPR文章と一緒にシステム登録してもらいます。
この登録が終わると、自信のスマホやパソコンからいつでも結婚相手探し、お見合い申し込みが可能になります。
更に、結婚相談所では、各会員へ専門の婚活カウンセラーや仲人といった婚活のプロが担当者としてつきます。
自分に会った人を照会してくれたり、お見合いの日時調整や場所設定、交際、プロポーズのアドバイスなど、細かく丁寧なサポートを受けることができます。
仲人のサポートといったいい部分は残しつつ、自分たちで相手を自由に選べることやもっと気軽にお見合いを出来るようになった点など、お見合い婚活は進化をし、現在、人気の婚活方法として若い人たちにもどんどん利用されています。
昔のように、お見合いが敷居の高いものといわれることはなくなってきました。
・お見合い所要時間は約1時間
現在のお見合いは、和室でも料亭でも獅子脅しの庭でもありません。
堅苦しい雰囲気は一切なく、男性はスーツ、女性はワンピースなどの清楚な洋服で、ホテルラウンジで行なうことがほとんどです。
当然、ラウンジには回りに他のお客様もいます。
待ち合わせ場所か予約済みの場合には席で、当人同士であうことが普通です。
お見合い時間は初対面の人同士、男女が最初に会う、自己紹介がメインの時間と考えるのがよいでしょう。
通常、1回のお見合い時間は約1時間です。
初対面という緊張感もありますので、長すぎても短すぎてもよくはありません。
お見合いでとても気が合い、1時間以上話してしまっている時は、軽く相手に「お話が楽しいので、もう少しお話したいと思いますが、お時間大丈夫ですか?」と、聞いてあげるのがいいでしょう。
■お見合い紹介方法の種類
結婚相談所と一般的に言われているサービスには、実は、大きくわけて3つの種類があります。
お見合い形式、結婚相談所は全て一緒ではないのです。
ここでは、各サービスの特徴をご紹介します。
現在のお見合いは、「結婚相談所」を通して行うスタイルが一般的です。
サービスには大きく分けて3つの種類があります。
カウンセラーや仲人が会員同士を引き合わせ、会うまでの段取りをサポートする「仲介相談型サービス」。
やり取りに関してのアドバイザーはいるものの、会う段取りから先は会員が行う「データマッチング型サービス」。
全く仲介を行わない「インターネット型サービス」の3つです。
それぞれかかる費用や活動形態は異なりますが、全てのサービスに共通しているのは、出会えても交際・成婚に結び付つくかどうかの保証は全くありません。
・安心サポートの仲介相談型サービス
専任担当者、婚活カウンセラーや仲人が登録の会員同士を引き合わせ、会うまでの段取りや交際などをサポートするサービスです。仲人型ともいわれています。
入会からご成婚まで、カウンセラーや担当者、専任アドバイザーがしっかりと寄り添い、一人ひとりに合わせた婚活プラン設定を行ない、親切、徹底的にサポートしてくれるものです。
あなたの担当カウンセラーが希望や条件を聞き、全国3~5万人規模の会員の中から毎月、あなたと合うと思う方を紹介してくれます。
紹介するだけでなく、デートのセッティングや、交際中のアドバイスなどもしてくれるので、異性との交際経験の少ない方や初心者でも安心です。
また、提出の書類、審査などもきちんとしているので、相手の身元やプロフィールに嘘のないことなどが安心です。
お見合いの際は担当者が仲介するので、面倒なやり取りや手間がかかることがなく、自身のメール個人情報などを公開せずに安心してお見合いで会うことが可能です。
現在、婚活方法の中で、最高ランクの方法といえますが、他のサービスと比べると活動費用がかかります。そのため、入会のハードルが高いとされていますが、その分本気で婚活に取り組んでいる人が集まり、きちんと成婚率も高い傾向にあります。
・中間的なデータマッチング型サービス
システムで登録の男女をマッチングさせ、紹介をするもので、仲介型とインターネット型の中間的なサービスです。
入力したプロフィール、それに合った相手を紹介してくれるサービスです。
効率よく、自分と相性の良い人を探しながら婚活をしたい人におすすめです。
専任の担当者が何十人かに1人ついているところもありますが、交際やプロポーズまでを親身にサポートするのではなく、あくまでも出会わせることに注力したサービスです。
・自信で段取りインターネット型サービス
インターネット型サービスでは、登録や検索、会うまでの段取りや日時決定、連絡先交換などを全て自分たちで行なうものです。
他のサービスのように、担当のカウンセラーや専任カウンセラーはいませんので、会う前に、メールなどでお互いにやり取りをしなければなりません。
そのため、実際に会うまでに時間がかっかったり、会うまでに自然消滅してしまうことも多いです。
無料で登録出来るところも多く、18歳以下や既婚者は登録できないことになっていますが、独身証明書や収入証明書、住民票、勤務先証明書や運転免許証などの公的書類の提出は義務付けられていませんので、プロフィールの信頼性は100%ではありません。
また、ただ出会いを求めているだけの人の登録も多く、結婚への意識レベルに温度差がある場合があります。
更に、無料で気軽にはじめられるため、最近ではこうした無料登録サービスを利用して、出会いや婚活以外の勧誘などのトラブルも増えているのも事実です。
■結婚相談所おすすめな選び方と入会準備期間
お見合いは一人ではできません。
上記の仲介型のお見合いをするためには、まず、結婚相談所への登録が必要になります。
ここでは、結婚相談所へ入会までの流れについてご紹介します。
・自分の好みの人がいそうな結婚相談所選び
結婚相談所でお見合いをするためには、まず「入会」「登録」が必要になります。
まず、登録を行わなければ、お見合いへ申し込むことも相手から選ばれることもありません。
結婚相談所では、あらゆる年齢や職業の方々が登録し、素敵な結婚相手を見つけています。
登録の全員が結婚に前向きで、真面目に結婚相手を探しているので、出会った人から、結婚はまだしたくない、などといわれてしまうような温度差はありません。
ただ、結婚相談所の登録している大元の連盟やシステムによっては、全国といえども自分の好みの人のいる人数に偏りがある場合があります。
・近いエリアの結婚相談所
まずは、自分に合った結婚相談所を探しましょう。
ここでおすすめの結婚相談所の選び方は、地域やエリアで選ぶ、または、担当者で選ぶです。
仲介型の結婚相談所の場合、実際に会っての入会説明が必要になります。(法的に)
あまり遠方の相談所では、入会時や定期カウンセリングへ向かうのに苦労します。
仕事帰りや休みの日などにもアクセスしやすい結婚相談所がおすすめです。
今は、システム上でお相手選びをしますが、あまりにも離れた地域の結婚相談所よりも、安心感はありますし、デートなどのお店選びアドバイスなども、同じエリアのほうが担当者も詳しいはずです。
・信頼できる担当者の結婚相談所
仲介型結婚相談所のウリは、サポートです。
専任カウンセラーや担当のアドバイザーになんでも気軽に質問できるといった心強いサポートが成婚へとつながります。しかし、担当者も会員様も人間同士です。安心できる担当者でなければやり取りがうまくいかない、対話をしていく中で、合う合わないを感じてくる場合があります。
話や説明を聞き、いいなと感じたら、無理にいくつもの相談所を巡らずに入会してよいと思いますが、無理やりに当日すぐに入会させようとするところや無理に高いプランを進めてくる結婚相談所などはあまりおすすめできません。
結婚相談所のカラーや特徴もありますので、まずは、入会説明やファーストカウンセリングでその結婚相談所の雰囲気やカウンセラーと話をしてみましょう。
・結婚相談所選びで最初に話しておくこと
結婚相談所は、必ず、対面式での入会説明が法的に必要です。
この時、入会前や入会時に、自分の理想相手条件やいつまでに結婚したいかの目標をしっかりと伝えておきましょう。
「なんとなく…」といった、目標が全くあいまいな気持ちでは婚活は成功しません。
また、最初に自分の理想を話しておくことで、結婚相談所の担当者も目標や紹介相手をサポートしやすくなります。逆に、自分の理想のがありすぎる場合には、どうしたらいいかも提案してくれるはずです。
なので、結婚相談所へ訪れる時には、自分の理想や目標を心の中である程度しっかりまとめて話しやすくしておきましょう。
・結婚相談所入会手続きとプロフィール文章
無料相談やファーストカウンセリング後、各運営会社の活動概要、方針、サポート内容、料金システム等に同意し、入会手続きへと移ります。
そして、住民票、独身証明など必要書類とプロフィール、写真を提出します。
プロフィールはお見合い前の申し込み申し受けを左右するとても重要なものです。
専任の担当者があなたの魅力を最大限にお伝えするためのプロフィール文章作成、婚活写真に適した提携スタジオ紹介、入会準備時の不安や疑問にも丁寧に対応してくれます。
プロフィール文章の苦手な人でもサポートがあるので安心して素敵な自己PRが作成できます。プロフィール文章作成サポートやプロフィール変更や修正は有料のところもありますので、入会時に確認しておくとよいでしょう。
・結婚相談所入会書類の準備期間目安
入会からスタートするまでには、書類や写真の準備期間がありますので、入会から数日かかります。
現在、住民票はコンビ二や駅前で取得することも可能ですが、独身証明書は役所での取得の場合が多いです。(お住まいの役所による)
そして、写真をスタジオで撮るのに予約が必要なのと、撮影から手元に届くまでに数日かかります。
また、大学の卒業証明は、各大学にもよりますが、郵送、ネットなどで取得可能なところが多いです。
このため、結婚相談所での初回無料カウンセリング、入会説明で入会を決めてから、システム登録までにかかる期間は1週間~10日ほどを目安に考えるとよいでしょう。
早い人では、2~3日で準備が整う方もいます。
準備期間にもたもたしてしまうと、運命の相手とのチャンスを逃すことにもつながります。書類準備は結婚相談所では出来ないので、ここはスムーズに早めに準備することをおすすめします。
■まとめ
現在のお見合いは、結婚相談所が本人達の理想の結婚に対する価値観を重視し、納得のいく結婚の過程を築くことが可能です。
もちろん過程だけではなく、結婚後も幸せな結婚生活を送るために、理想のお相手探しから日々のカウンセリングなど、一人ひとりの価値観に合わせてしっかりサポートしてくれます。
ブランセルでは、日本結婚相談所連盟IBJとの加盟連携により、日本最大級の会員数を誇る約65,000名の中からあなたの理想に合ったお相手をご自身のスマホやパソコンからいつでも検索することができます。
また、婚活のプロである専任カウンセラーに相談することで、理想の結婚に近づけるチャンスに繋がることでしょう。
今のお見合いシステムを知って、結婚相談所のお見合いに興味を持った方や理想のお相手と出会いたい方は、ぜひブランセルの「無料相談」へお越しください。