こんにちは、ミカママです。
最近、35歳以上の婚活男性さんたちとお話をしていて、え?と、たまに思うのが、
「将来、子供は欲しいから、高齢出産前の34歳までの女性を希望しています。」
え?(@_@)??
それって、まるで、女性だけに非があるように…きこえるけど…
世の中、35歳を過ぎた男女共に、子供を作る能力が衰えるんですよ。
精子があれば子供が出来るわけではないのです
静止の衰えが、深刻でもあるのです。最近
NHKの「クローズアップ現代」の番組の中でも、度々、取り上げられています。(参照)
男にもタイムリミットが!?~精子“老化”の新事実~
“精子力”クライシス 男性不妊の落とし穴
上記番組では、男性平均35歳での精子検査結果では、6人に1人が基準値を下回っているという結果が出ました。
言うまでもなく、35歳からその衰えは、更に増すわけです。
ですが、子供を希望する婚活男性のほとんどは、自身の精子力の衰えなど、全く気にもせずに「妊娠できる=若い女性」と、口にするのはちょっと失礼なのではないか、とも思うミカママなのです。
しかし、「ほーら、不妊の原因は女性だけじゃないから」と、言う35歳以上の女性たち
もう、立派な高齢出産なのですよ(^^;)
国内の全出産に対して、35歳以上の分娩が28.0%、40歳以上の分娩は5.3%
2015年の厚生労働省の報告によると、日本国内の全出産に対して、35歳以上の分娩が28.0%、40歳以上の分娩は5.3%であったということがわかっています。
高齢出産が多いといわれる現在でも、35歳以上の出産は、30%以下なのです。
そして、なんと、40歳以上になると、可能性は大きくグッと下がります。
妊娠できる可能性の話しだけではなく、出産時の危険だって増すのです。せっかく授かった赤ちゃんを危険にさらすことにも繋がるのです。
「子供はまだいい」は危険を招く
婚活さんや無事に結婚した方と話していて、よく「子供はまだ考えていない」「まだいいかな」なんて話をする35歳以上に不安を感じます。
しかし、数年後に、40歳前には産みたいな!なんて考えて、いざ、本気で子供が欲しくなったとき、半年経っても、1年経っても子供が出来ない…病院へ行き不妊治療に3年かかったが結局できず、もう手遅れだった。こんなことになるなら、もっとはやく考えておけばよかったと後悔。
というケースが結構多いのです。
本当に、永遠に子供嫌い?
そして、他に意外と多いのが「私は子供が嫌い」「自分は子供が苦手」という女性たち。
最近、男性よりも多い気がします。
話しを聞いたり、性格診断をしてもらうと、その方たちの多くは、自身の中に他の人よりも幼さを抱えていることが多いです。
しかし、性格は変わっていくものです。
結婚し、異性と歳を重ね、歳をとった時に、この人に子供のいる家庭を持たせてあげたかった。と、後悔する女性が意外と多いのです。男性は産めませんからね。
妻が子供嫌いだから、夫が子供嫌いとは限りません。
たいてい、妻が子供嫌いを口にしていたら、きっとそれに合わせてくれるでしょう。優しい旦那さんだと思います。
不妊治療を安易に考えてはいけない
歳をとってからは、不妊治療をすればいいと考えている方、その費用を知らない人が多い。
体外受精(受精卵の凍結も含む)の費用は約20〜80万円
他に、定期検査、治療など、毎月、高額なお金がかかります。
これを何回続けられますか?
さらに、助成金はただでさえ少ない金額なのに、40代の場合は妊娠する確率が減るので国からの助成金は更に少ないのが現実です。
子供のいる家庭と婚活
「子供は今考えていないから」「私が子供はいいと思っているから」「子供が苦手だから」「今、仕事が順調だから」
と、婚活をのんびりして、いざ、結婚後に赤ちゃんが欲しいと望んだときに手遅れにならないように。
みなさん、結婚してすぐは、新婚気分を味わいたい人が多いので、もし、34歳で結婚して、2~3年後に無事に出産ということを想定すると、実際に赤ちゃんが生まれご対面できる時には…37歳。
そういう具合に考えると、30代前半の婚活は男女共に決して早いわけではないのです。30代に入ったら、女性も男性も、結婚希望の方は真剣に婚活を頑張って欲しいなと、心から願う婚活カウンセラー ミカママなのであります。