お見合いはプロフィール上で見た相手と会えるチャンスの場です。
しかし、ここで失敗すると、次に会える機会は立たれてしまいます。
交際へつなげるには、とにかくお見合いでいい印象を残すこと、清潔感や見た目、外見といった基本の次に、楽しく会話を弾ませることが重要です。
今回はそのお見合いの話題や会話例、質問例についてご紹介します。
■会話をする前の重要な流れ
自分から声をかける
まず、お見合いは双方が会うところから始まります。
このときの声かけから会話は始まっています。
お相手を見つけたら、迷ったりもじもじせずに、男女に関わらず、自分から明るく笑顔で声をかけましょう。
「はじめまして、こんにちは。鈴木太郎と申します。〇〇さんですか?」
まず、自分の名前を言ってから、相手の名前を尋ねると好印象です。
一緒に無言で歩かない
相手と会えたら、予約済みで席での待ち合わせ以外は、二人で歩いてテーブルへ向かうと思います。
この時、無言で歩く、沈黙してしまうと緊張した空気が流れ、着席後のスムーズな会話につながりません。
席へ向かうとき「電車は混んでいませんでしたか?」とか「ここのカフェは素敵な雰囲気ですね。」など、軽い会話をすることを心がけましょう。
着席後はまず笑顔で挨拶
改めて、笑顔で丁寧にあいさつと自己紹介をします。
「あらためて、はじめまして、鈴木太郎と申します。本日はおこしいただきありがとうございます。とても素敵な方でびっくりしました。」
笑顔で自己紹介とその時に相手をほめるのもポイントです。
会話の前に飲み物を注文
名前の自己紹介が済んだら、詳しい自己紹介や会話をどんどん始める前に飲み物を注文しましょう。
注文を店員にせっつかれるのもスマートではないので
「まずは、飲み物を注文しましょうか?何がいいですか?」と男性は女性へメニューを渡してあげましょう。
飲み物の注文は、男性がエスコートしてスムーズに店員へ注文をしましょう。
こうしたエスコート力も女性はきちんとチェックしています。
■お見合いをつまらなくするNG話題とNGワード
お見合いでこれだけは気をつけて欲しいNG質問やNGワードをご紹介します。
1.詳しい住所を聞く
女性は、出会いではじめて会った異性に自分の住まいを聞かれるのを嫌がる人がほとんどです。
初めての人に警戒しているということもあります。
今、ストーカーという言葉はフツウに使われる用語です。
男性のほうがそんなつもりはなくても、一般的に女性は心配するものです。
自分の住まいのことを話して、女性のほうが自分から話をしてきた場合には問題ありませんが、
「何丁目に住んでいるんですか?」など、その先の詳しい町名や番地などを聞くのは避けましょう。
2.職場、会社の所在地を聞く
これは、営業の男性などが仕事柄の癖でついついやってしまう人が多いのですが。
住まいの住所と同じく、自分の職場所在地も詳しく話すことを避けている女性は多いです。
まず、自分のことから話して、相手があまり言いたい感じではなかったら、それ以上詳しく質問することはやめましょう。
3.セクハラ・体型のことを言う
男性が女性に対して、胸やお尻などのことに触れる発言をするのはやめておいたほうがいいです。
「巨乳ですね。」
「お尻の形がいいですね。」
「背が低いですね。」
「写真のほうが美人ですね。」
「老けて見えますね。」
これらはセクハラ発言に思われます。
褒めるのであれば
「スタイルがいいですね。」
「手足がスラットしていて素敵ですね。」など、全体的な雰囲気を褒める言葉にしましょう。けなす言葉は決して使ってはいけません。
4.婚活の活動内容を詳しく聞く
「何年婚活しているんですか?」
「何人の人と会いましたか?」
「今までいい人はいなかったんですか?」
「どこの結婚相談所ですか?」
お見合いで相手の婚活内容を詮索するのはタブーです。
興味本位で根掘り葉掘り効くのはやめましょう。
5.過去の恋愛や交際人数を聞く
その人の過去の恋愛や出会いを詳細に聞く事は、お見合いの初回の出会いに必要なことではありません。
過去の出会いや恋愛にトラウマや嫌な思いを抱えている人もいるかもしれません。
こちらも、婚活内容と同じく、質問されても「興味本位に質問してきてる。」と相手の気分を下げる原因につながります。
6.自分の自慢話や他人の自慢話ばかりする
話好きな人がやってしまいがちなのが、自分の話ばかりをしてしまう、ついつい自慢話をしてしまうことです。
さらに、自分の親友が高級車を買った、親戚がイケメンだなど、自分ではない他者のことまで自慢してしまう人がいます。これは増えると、相手の気持をしらけさせるのでやめましょう。
7.忙しい自慢
仕事が忙しい、時間がない、寝てない、休みがない、いつも疲れているなどはNGワードです。
最近、それらは「忙しい自慢」として煙たがられることが多いです。
働いている人であれば、忙しいのはフツウのことです。
あえてそれを口にしすぎると「この人と結婚しても、仕事が忙しくて家庭をないがしろにしそう」と思われます。
8.「でも」でさえぎる否定発言
相手の気持を下げる人に「でも…」を、会話の中によく使う人がいます。
これは、相手の会話の返しに使うと否定になりますし、自分の会話に使うといい訳です。
どちらにしても、あまりいい意味に受けられる言葉ではないので、ついつい癖で使ってしまっているようならば、普段から使わないように心がけておきましょう。
9.言葉遣いが悪い下品
NGな言葉、ワードもよくありませんが、言葉遣いが悪いと、それだけで印象はマイナスです。
女性は特に、
「マジ最悪!」
「アホ」
「バカ」
「メシ」
「カネ」(「お」をつけてお金と言うほうが好ましい。)
育ちが悪そう、下品な女性に思われます。
もしも、結婚後、この人と結婚して子供が出来たら、教育に悪そうと思われます。
10.人の悪口をいう
会社の同僚や友達、お店の店員、周囲の人の悪口やイヤミを言うことはマイナスです。
男女共に結婚相手への性格で求めるのが一番多いのは優しい人、優しさです。
人の悪口を言う人は器の小さい人と思われますし、優しさが感じられません。
11.説教をする
「だから駄目なんじゃない?」
「それでよく平気だね。」
「だから結婚できないんじゃないの?」など
説教や否定的な発言はNGです。
これは、相手に否定的であることもマイナスですが、こうした発言をする上から目線なその態度がそもそもマイナスです。
12.調子に乗って言わなくてもいいことを喋る
会話が楽しくなってきたときに、ついつい、言わなくてもいいことまでうっかり話してしまい、お見合いを駄目にしてしまう人も少なくありません。
1度しかしたことのないようなギャンブルや失敗、自分や周囲の浮気のこと、親戚や家族の失敗など。
例えば、「昔、競馬をして5万円をすったことがある。」といった話を男性がした時、男性は過去の笑い話として喋ったつもりでも、ギャンブルに全く興味のない女性は「また、そのうちにギャンブルをする人なのかもしれない。」「5万円もすったなんてありえない!」「ギャンブル好きな人なんだ。」と感じるはずです。
女性の場合は、エステや海外旅行で数十万円を使ったなどといった話をするのは控えたほうがよいでしょう。
男女で価値観は違うことは多いのです。
13.ネガティブな発言
自分なんてとか、どうせ私なんてといったワードはネガティブな印象なので使わないようにしましょう。
それ以外にも、ネガティブな発言は言わないのがよいです。
また、最近に嫌なことがあっても、お見合いは明るく過ごすことを割り切っていきましょう。
初対面の会ってすぐの人から、ネガティブな発言をされたら、次に会いたいとは思いません。
14.嫌いなもの苦手なものが多い
自分の苦手や嫌いなもの、事、食べ物を多く言うのもやめましょう。
食べ物の好き嫌いが多い人はあまり好かれません。
デートでの食の好みが合わない、結婚しても食生活が合わないとつまらなさそうと思われがちです。
■交際につなげるための質問例と会話例
まず、お見合いの前にきちんと相手のプロフィールを把握しておくことも大切です。
プロフィールの趣味や好きなことなどのワードからスムーズに会話を切り出すことができます。
質問する時は、まず自分のことを話してから相手へ質問しましょう。
とにかく、お見合いで会話を盛り上げる理由は、御互いの共通点を探し、次にまた会いたいと思われることです。
趣味の話題
「私の趣味で登山が好きなので、休日は山へ行くことが多いです。最近は、富士山へ行ってきました。山田さんのご趣味にハイキングとありましたね。富士山は登られたことはありますか?」
「旅行へ行くのが好きですが、しょっちゅうは行くことが難しいので、休日はよく、日帰り温泉や近場の温泉へ行くことがよくあります。つい先週末にも、箱根へ行きました。山田さんは、温泉はお好きですか?」
趣味と休日の過ごし方の話題はリンクしていることが多いです。
自分の知らない、あまりなじみのない趣味でも、感心や興味を示す、質問をする、褒めることが大切です。
休日の過ごし方についての話題
「私は休日は土日が多いのですが、よく、ドライブに行ってリフレッシュをしています。山田さんは休日は何をされていることが多いですか?」
「私は休みの日は、のんびりと掃除や洗濯、料理などの家事をしたり、友達と映画を見に行くことが多いです。鈴木さんは休日何をされてますか?」
休日の過ごし方で、相手の生活スタイルや好きなこともわかってくることが多いです。
ここで間違っても、仕事が忙しいので休日は何もしません。など、引きこもり風なことを言うのはやめましょう。
「この人と付き合っても楽しくなさそう」と思われがちです。
最近ハマっているものについての話題
「最近、男子料理にハマっていて、ウェブのレシピをよく見ます。何品か作ってみました。山田さんは今、ハマっていることはなんですか?」
「私は最近、〇〇というドラマにハマっているんですけど、鈴木さんは何かハマっているドラマはありますか?」
ドラマやゲーム、スポーツなどでは、御互いの好き嫌いや共通点を探しやすく、気が合えば、お互いに知っている内容なので話も弾みやすいものです。
しかし、その反面、知らないことを延々と話されたり、押し付けられたりすると、相手は疲れてしまいます。
自分がハマっていることでも、相手が全く知らなければ、話は程ほどにしておきましょう。
■お見合いの次に会うときに役立つ質問
通常、お見合いは約1時間で終了します。その間に、もしもお見合いが成功したときのために、お見合いの後のファーストデートをスムーズに決めるために役立つ質問をいくつか交えておくこともおすすめです。
好きな食べ物
そのお見合いが上手くいき、次に会う機会が得られた場合には、ファーストデートでランチかディナーをすると思います。
その時に知っておいたほうがいいのは、相手の食べ物の好みです。
まず、好きな食べ物を聞いておくと、もしも次のデートにつながった場合
「お見合いで、ビザが好きって行ってましたよね?最近、〇〇駅近くで美味しいお店を教えてもらったので週末のランチにどうですか?」
と、スムーズにデートの場所を決めやすくなります。
苦手な食べ物
アレルギーなどで食べられないものがある人がいますので、それを把握しておくのもよいでしょう。
以前、鶏肉嫌いな女性とのファーストデートにローストチキンのお店をチョイスした男性がいました。男性は彼女が鶏肉嫌いなことを知りませんでしたが、レストランで彼女があまりにも食べないので、心配して聞いてはじめて、彼女の苦手な食べ物がわかり、驚きました。
これでは、ファーストデートが台無しですよね。
お酒を飲むのであればその種類
プロフィールにお酒を飲む飲まないについての記載があるので、そこで、もしも飲む人であれば、デートの食事時に相手の好きなお酒を合わせてすすめるのもよいでしょう。
ただ、お酒については、最近は、飲まない人も多いので、無理に勧めることはやめましょう。
行ってみたいお店
相手が興味があるおお店や行ってみたいお店を聞いておくのもとてもいいです。
ファーストデートをそのお店にすれば、相手は行ってみたいところだったので、確実に喜ぶのですから安心です。
まとめ
ご紹介したのは、会話の基本や一部の例にすぎません。
カタにはまりすぎた会話もよくはありません。
相手が話したことへ、感動したり、よく感心を示す、褒めることが大切です。
会話に自信のない方は、ぜひ、一度、専門家のアドバイスを受けるといいですよ。
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