プロポーズ前の交際では気持ちをしっかりと伝えることが大切です。今回は、真剣交際と告白についてお話します。
■仮交際と真剣交際の違い
結婚相談所での活動をしている方は、仮交際と真剣交際という言葉を耳にしたことがあると思います。
仮交際はお見合い後、男女双方が交際をOKした段階から、仮交際というステータスになります。初期の交際状態のことです。
しかし、なぜ、仮交際と真剣交際に分かれているかというと、その内容が大きく違うからです。
仮交際
複数人とのお見合いや仮交際、デートが可能。この中から、真剣交際へ進む人を見極めることができる。
真剣交際
一人の相手とだけ交際、デートの状態。他の方へのお見合い申し込み、受けなどはできない。プロポーズへ向けて二人の時間を深める。
■告白は曖昧にしない
結婚相談所では、カウンセラーや仲人、担当者が会員をサポートするので、お見合いの日程や交際終了などの煩わしいやり取りをお任せできますが、告白、真剣交際、プロポーズは女性へ自分の気持ちをしっかりと伝えるのが重要です。担当者任せにはできません。
まず、告白は真剣交際前に、好きな気持ちを伝える重要な最初の一歩。「私はあなたのことが好きです!」「私はあなたの〇〇なところが好きです。」「私はあなたの〇〇なところに魅力を感じ、好きになりました。」等、しっかりと「自分が」「あなたを」「好き」ということを明確に伝えることです。
ここでありがちなNGは「結構好き」「いいと思ってる」「気に入ってる」等の曖昧な言葉です。告白、真剣交際、プロポーズは曖昧な言い方では女性の気持ちを下げることにもなってしまいがちです。
■真剣交際の前に告白をする
男性が思うより意外と、女性はこのしっかりとした告白や申し込みをされるものだと思っています。
また、真剣交際を申し込むことが好きであることってわかるだろ?といった「察してくれ」の気持ちは女性に嫌われる原因です。
なので、いきなり男性が真剣交際を申し込んだら、きちんと好きと言われてもいないのにどうして?と、女性はモヤモヤしてしまい眉を顰めたケースもあります。
真剣にお付き合いを申し込む真剣交際の前に、しっかりと明確に告白をしておいた方が女性も安心するのです。
例えば、デート3回目で真剣交際を申し込んだとき、女性が告白もされていないのに早いのでは?と思ってしまうと素直にOKの返事はもらえる確率が低いですが、真剣交際を申し込む前にきちんと好きな気持ちを伝える告白をしてからとでは女性の気持ちが格段に違います。告白と真剣交際申し込みは、告白で相手がOKしてくれれば同じ日で大丈夫です。
普段からお互いに好きなことや真剣交際の話をしていても、こうして、しっかりはっきりと告白をした方がいいです。
■真剣交際の申し込みでOK返事をもらう
真剣交際は仮交際からのただのステータス変更と安易に考えてはいけません。
真剣交際は、告白後「私と真剣交際にすすんでください。」「僕と結婚を前提に真剣に交際をお願いします。」等の明確な申し込みを男性から女性に伝え、OKのお返事をもらうのが通常です。
この辺は、一般的に結婚を考えた相手と真剣に付き合いたい時と同じです。結婚相談所だからといって、ないがしろにしたり、言わなくてもわかるだろう「察してほしい」はしない方がいいです。女性の察してちゃんも男性の察してくんも好かれません。
■曖昧な言葉を女性は望んでいない
こうした言葉は普段使わないので、言いづらい、照れてしまう男性がほとんどですが、ここを曖昧にしてしまうと女性の気持ちが冷める原因になります。
女性は自分を好きな気持ちをうやむやにされたり、ごまかされたりするのが大嫌いです。
また、ここでしっかりと好きな気持ちを男性が女性に伝えることで、女性も好きな気持ちを伝えやすくなりますし、お互いの気持ちを高めたり、確認することができます。
しっかりと告白や気持ちを伝えてくれなかったということは、後の女性のモヤモヤとした気持ちに繋がります。
意外と、仲良し度が高いカップルの方が、相手にしっかりと気持ちを伝えたい、気持ちを伝えて安心させてあげたいという思いやりの部分から、きちんとした告白と真剣交際の申し込みをしている人が多いです。男性が女性を大事にする思いやりが感じられますね。
告白と真剣交際申し込みNG例
・担当者に言われたから
・そろそろかなと思って
・気になってる
・結構好き
・いいと思ってる
・とりあえず
・会ってから結構経つし
・嫌いじゃない
これらの言葉では、女性は自分のことを真剣に思ってくれているか不安になりますし、一生時間を共に過ごすパートナーとしての気持ちは高まりません。
告白、真剣交際、プロポーズは曖昧にしないように、ストレートでしっかりとわかりやすい言葉で伝えましょう。