婚活をする上で、初対面の言葉のマナー、敬語は皆さんしっかりできていると思いますが、婚活を始めたばかりの男性がやってしまいがちな敬語の印象についてお話します。
■初対面での敬語はマナーと礼儀
婚活で初めて会う人に対して、いきなり馴れ馴れしい態度や言葉では、相手は「失礼な人だ」と、嫌悪を感じてしまいます。
「初めまして、山田太郎と申します。本日はお会いしてくださってありがとうございます。」
基本的な挨拶ですが、これがきちんとしっかり言えているかどうかでその後に話して行く中での印象も全然違うのです。
初対面だからこそ礼儀正しさは、その後の好印象に繋がります。
■いつまでも敬語のままだと周りくどい
敬語が礼儀正しいのは確かなのですが、いつまでも敬語のままの人とデートを何度も繰り返すようでは、お互いの気持ちの距離がなかなか縮まりません。
例えば
「ところで、お話の途中で申し訳ないのですが、お腹は減っていませんでしょうか。もしも、お嫌でなければこれから一緒にお食事はいかがでしょうか。」
これは、初対面の場合に言われたのであれば普通に感じるのですが、何度もデートしているのに、このフレーズでは女性に回りくどい人と思われてしまうかもしれません。
礼儀正しくないと思われないか不安=いつまでも敬語 これでは、二人の心の距離は縮まるどころか、言葉にテンポや明るさ、高揚を感じることができず、彼女の気持ちは冷めていってしまうでしょう。
■女性が回りくどいと感じる男性の特徴
知らずしらずのうちに、回りくどい人と思われている男性も実は少なくありません。 その特徴をご紹介します。
いつまでたっても敬語のまま
敬語を緩やかにほぐすリードも男性には必要です。
例えば、5回目のデートで 「先日、美味しいお魚が食べたい仰っていたので、今度、お時間があえばで構いませんので、ご一緒にお食事をお誘いしてもよろしいでしょうか。」と言うのと
「美味しいお魚のお店見つけたんだ。今週の土曜日にどう?ご馳走するよ!」
この二つのどちらが気持ちの距離が近くなっているのか、後者であるのは一目瞭然ですよね。
何度かデートをして会話も上手く盛り上がっているのに、ずっと初対面時と同じ敬語と話し方では女性もそれに合わせようとして疲れてしまいます。
学者先生の話し方
敬語以外にも哲学者や研究者、先生のように難しい言い回しや言葉が会話の中に多いと、会話全体が堅苦しく感じられるとともに威圧感を感じてしまいます。
また、女性は自分が見下されたように感じてしまいます。これらも回りくどいと思われてしまいがちです。
自分の本心を出さない人
明るくストレートに気持ちを伝える人とは逆に、回りくどい人は自分の内面の気持ちを見せることを嫌っている、または、苦手な人が多いです。
自然に気持ちを表現してくれる人、素直な人に対して、女性は気持ちを許すことができ、その男性を好きになっていくのです。
本心を出さない、何か心が読めないことは、気持ち悪いや不信感につながってしまいます。
実は短気
いつまでも敬語が抜けない人の理由に、会話で誤解をされたくないから礼儀正しい言葉を使っている場合があります。しかしこれは、逆に言うと、相手が間違った言葉や会話をするのも嫌と感じてしまいがちです。
自分はきちんとしていると感じているため、相手が無駄な会話をしたり自分が面倒くさいと感じたことに怒りさえ感じる場合があります。
女性はその時の気持ち、感情が言葉に大きく関係しています。短気な人だとそれをおおらかに受け入れることが難しいのです。これらの人にとって、敬語は自身の短気を隠すためと気づかず使っていることもあるかもしれません。
しかし、女性は短気な男性をとても嫌うので、男性が隠しているつもりでも察します。結婚を考える相手であればなおさらです。
まとめ
恋人、夫婦は友達以上の仲良し度が求められます。なのに、いつまでも敬語で会話のテンションが友達以下では楽しさや親密度も増えません。 そして、会話の親密度も感じることができていないのに、スキンシップや物理的な距離を縮められても女性にとっては気持ち悪いだけです。
いきなり馴れ馴れしくするのは論外ですが、会話の口調を明るく楽しくリードしていくのも男性のからの方が女性も安心します。 趣味や興味のある話をどんどんしていくことです。そして、デートを重ね、敬語を和らげたり、お互いの呼び方を変えてみたりしてみてください。
くだらない話でも、たくさん盛り上がってその中で自然に敬語が抜けていくのがベストでしょう。